クラウドサービスのメール環境を保護する
SaaS型セキュリティ新サービス

「Trend Micro Email Security」を提供開始

サイバー攻撃の主要な攻撃経路は、依然としてメールである。トレンドマイクロが2019年1月~3月の期間でブロックしたメール、ファイル、URLの脅威約138億件のうち、メールを経路とした脅威は90%を超える約125億件※1に達している。

一方で、メールサービスを提供する基盤として、オンプレミスのサーバからパブリッククラウドのサービスへ移行する法人組織も増えている。トレンドマイクロの調査※2では、調査回答者の約59.0%が自組織の従業員がパブリッククラウドのメールサービスを利用していると回答していた。

こうした脅威の動向とユーザ環境の変化に対応すべく、トレンドマイクロは2019年8月から、法人向けのSaaS型メールゲートウェイセキュリティ製品「Trend Micro Email Security」(以下、TMEmS)を提供している。

TMEmSは、クラウドとオンプレミスのどちらのメールサーバでも利用できるSaaS型メールゲートウェイセキュリティ製品である(図1)。その活用によって、スパムメールや不正メールがエンドユーザの手元に届くのを防止することが可能となり、不正メール対策においては、パターンマッチングや振る舞い検知に加えて、機械学習型検索やサンドボックスによる検知の機能が利用できる。

なお、トレンドマイクロは従来からSaaS型メールゲートウェイセキュリティ製品「Trend Micro Hosted Email Security」を提供しているが、TMEmSでは、添付ファイルのサンドボックス解析に加えて、メールや添付ファイルに記載されているURLのリンク先コンテンツをサンドボックスで分析する機能も搭載しており後継となるサービスとなる。また、メールサーバの障害時にメールサーバに届かなかったメールを自動的に保持する機能や、検知した脅威に関する情報を他のセキュリティ製品に転送し、より詳細な分析が行えるようにする機能も追加されている。

1 参照:トレンドマイクロ「2019年 第1四半期セキュリティラウンドアップ」
2 参照:トレンドマイクロ「ビジネスメール詐欺に関する実態調査 2018」

図1:Trend Micro Email Securityの利用イメージ(受信メールの安全性を確認する場合)

記事公開日 : 2019.12.12
※ 記載内容は2019年12月現在のものです