保険加入に際して
トレンドマイクロは、多様な機能を活用し、保険適格性の確立を支援します。
サイバー保険の適格性判断のために、どのような情報を保険会社に提供することが必要？
保険会社は、カバレッジを拡大する前に、強固な防御策が実施されている証拠を求めます。必要となる可能性がある情報は以下の通りです。
- 脆弱性とパッチ管理
- MFA
- EDR/XDR
- メールフィルタリング & Web セキュリティ
- バックアップテスト
- ログ記録とMDR
要件を満たしていても、次のいずれかの理由で保険を拒否される可能性があります。
- 適切なセキュリティ対策ができていない、または実践できていない
- 時代遅れのテクノロジーと不適切なリスク管理
- 不適切な財務管理または予防措置
- 不十分なデータ保護ポリシー
- 過去のデータ侵害またはセキュリティ違反の履歴
- 規制違反
- 不適切な従業員トレーニング
- リスクの高い業界での運用
サイバー保険の適格性確立を支援
Trend Vision One™は、保険会社やブローカーがサイバー保険の申請を承認する際に注目する12のコントロールブローカーのうち6つを満たしています。これは、Trend Vision Oneだけでなく、NetDiligence®との提携によりIR計画などの追加ソリューションでも実現できます。
サイバー保険に加入していて更新を検討している場合や、初めて契約を検討している場合、組織が知っておくべきポイントがいくつかあります。一般的に、保険会社やブローカーは、サイバーポリシーを作成する際に、組織の潜在的なリスクを評価するために以下のセキュリティコントロールを確認します。
- EDR/XDR
- 脆弱性と パッチ管理
- メールフィルタリングとWebセキュリティ (クラウドポスチャ）
- ログ記録とMDR
- EOLシステムの交換または保護
- セキュリティ意識向上トレーニング
- PAM (特権アクセス管理）
- MFA
- 運用・テスト済みのインシデント対応計画
- バックアップテスト
- ベンダーリスク管理
- リモートデスクトッププロトコル（RDP）
保険会社やブローカーに、どのセキュリティコントロールに重点を置いているかを必ず確認してください。
- 保険申請プロセスに対する組織の対応の詳細
- 不足している可能性のある他のセキュリティコントロールを特定
これらの質問をすることで、企業は最適な保険、保険料、および全体的な保険に関するプロセスを確保する機会が向上します。トレンドマイクロは、使用するテレメトリの範囲を紹介したり、ブローカーや保険会社にとって重要な指標をハイライトしたサイバー保険レポートを提供したり、さまざまな方法でお客様を支援します。
複数機能をすぐに利用できます
Trend Vision Oneは、攻撃全体にわたる高度な脅威検出の洞察、継続的なリスク評価、および統合された対応機能を通じて、組織のサイバー保険要件を満たす能力を、1つのAI駆動のサイバーセキュリティプラットフォームにまとめます。リアルタイムの監視とアラートを提供することで、潜在的な脅威を迅速に特定して軽減し、サイバー攻撃や侵入の可能性を低減できます。保険会社は、サイバー保険適用可否の判断時にいくつかの要因を調査します。Trend Vision Oneは、詳細な分析、レポート、および評価を通じて、これらの要件の満たすのに役立ちます。
Trend Vision Oneで何を行っているかをブローカーや保険会社へ伝えること、環境内で何が起きているのかを示すドキュメントや証明書を提供することが重要です。これにより、成熟したセキュリティ体制を示すことができます。適切なセキュリティ体制は、必要な保険に適性な金額で契約するために保険会社によって要求されます。
しかし、優れたサイバーセキュリティ管理を行っていても、保有するPII(個人識別用情報)記録の数、業種、組織の規模などの要因が、保険契約の締結に影響を与える可能性があります。セキュリティとリスク管理戦略の継続的な改善に取り組むことで、組織の利益となり、適切なツールやテクノロジーを導入しているという信頼を保険会社に与えることができます。
保険加入に関する学習コンテンツ
ブローカーに対する対応
ブローカー対応のヒント
サイバー保険申請について
保険申請に関する支援について
サイバー保険の基本
パート1
保険申請プロセス中に覚えておくべき役立つヒント
サイバー保険の基本
パート2
トレンドマイクロ認定のブローカーの論点
トレンドマイクロは、保険加入を支援をします