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2017/08/08

遠隔操作される危険も視野に、「コネクテッドカー社会」実現に向け方策検討|総務省

総務省「Connected Car社会の実現に向けた研究会」は8月4日、検討結果の取りまとめを公表しました。

無線通信ネットワークを活用する「Connected Car(コネクテッドカー)」は、車を自宅やオフィスのような空間にし、生活や社会を変えていくものとして期待されています。すでに世界的には、自動車メーカーと通信機器メーカー等の連携が活発化している状況です。同研究会は、Connected Carが作り出す新たな社会像、その推進方策等について議論する場として、2016年12月から開催されてきましたが、今回その検討内容を取りまとめたとのことです。

取りまとめは、期待されるサービス内容、ITS(高度道路交通システム)の現状、国内外の取り組み動向をまとめた第1章、Connected Carで提供される4つのサービス分野(セーフティ、カーライフサポート、インフォテインメント、エージェント)について課題や必要技術を整理し、通信システムやデータ形態について考察した第2章、Connected Car社会の実現方策として、ネットワーク、データ、プラットフォームのテストベッド構築とプロジェクト推進を提言する第3章の、3章構成となっています。

また近年のデジタル制御が進んだ自動車では、遠隔操作でエンジン操作を行ったりすることも可能です。これを踏まえ取りまとめでは、Connected Carでは「遠隔操作・サイバーアタック対策」「データの真正性確保」「プライバシー保護」といったセキュリティ脅威を想定した技術開発や対策が必要だと指摘しています。また、今後、自動車由来のデータが爆発的に増加すると予測されており、その通信と処理をどのように実現するかが課題とされています。

そのうえで、プライバシーやセキュリティの確保には、企画・設計・製造段階における考慮、車・インフラを含めた総合的・複合的な検証、サイバー攻撃を想定した実地検証、問題を検知し対応する仕組みの確立が、取りまとめでは提言されています。また、移動経路情報など多くのパーソナルデータを扱うことから、クルマから取得する情報について、適切なプライバシー保護をとりつつ自己情報コントロールを推進することも言及されています。

取りまとめ内容はPDFファイルとなっており、総務省サイトよりダウンロード・閲覧が可能です。



つながることによる「新たな脅威」(総務省資料「Connected Car社会の実現に向けて(概要)」17ページより)<br />

つながることによる「新たな脅威」

(総務省資料「Connected Car社会の実現に向けて(概要)」17ページより)


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