中西金属工業株式会社

最新の脅威情報、ウイルス対策ログの活用など
担当エンジニアと二人三脚でセキュリティ対策を強化
社内システムの安全・安心を守る

概要

お客さまの課題

社内システムのセキュリティ対策にウイルスバスター コーポレートエディションを利用。しかし人的リソース不足により、機能を十分には使いこなせていなかった

解決策と効果

トレンドマイクロの担当エンジニアがセキュリティ対策の運用を支援。製品の機能をフル活用して問題を未然に防ぐほか、最新の脅威動向も入手できる環境を実現

"情報セキュリティ対策はいまや取引の条件にも挙がるほど、重要な経営課題。ビジネス成長の観点からも対策は必須です"

中西金属工業株式会社
執行役員 経営企画部長 兼 CSR室長
三代 徹 氏

導入の背景・課題

高度なプレス加工技術や制御技術を強みに、自動車・産業機械向けのベアリングリテーナーの製造やコンベアの開発などを行う中西金属工業。早くから海外進出を進め、グローバルなものづくり企業として成長を続けている。

同社製品の中には、顧客の要望に応じ開発されるオーダーメイド製品も多数存在。それらの製品は取引先企業にとって替えがきかない部材となるため、もし同社がシステムトラブルによる生産遅延や停止を起こせば、取引先のビジネスにも大きな被害が及ぶ。「そのため現在は『情報保護への取り組み』が取引条件になるケースもあります。つまり、適切なセキュリティ対策を行うことは、お客様の事業継続と当社の成長の両方に欠かせないのです」と同社の三代 徹氏は述べる。

そこで同社は、社内システムのセキュリティ対策を積極的に推進。約1500台の業務用PC向けには「ウイルスバスター™ コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp.)」を導入・活用してきた。

しかし、このウイルスバスター Corp.の運用に、同社はある課題を抱えていたという。「情報処理グループの人的リソースでは、適切なセキュリティ対策の運用まで手が回らない状況だったのです」と同社の三島 登氏は述べる。ウイルスバスター Corp.は、ウイルスを発見したら駆除するという基本的な利用に終始。本当は設定などを定期的に見直すことで、より実態に即した対策が可能なことは分かっていたが、本来の業務に追われ、なかなか取り掛かれずにいたという。

「せっかく高機能な製品を利用しているのに、効果を十分引き出せていない状態でした。一方で、システムを取り巻くリスクはますます多様化。被害が起こる前に、何とか運用を改善したいと感じていたのです」(三島氏)。

選定理由・ソリューション

そこで同社が利用を決めたのが、トレンドマイクロが各製品のユーザーに向け提供する運用管理支援サービス「トレンドマイクロ プレミアムサポート™ for エンタープライズ Content Security Gold(以下、TPS C/S Gold)」である。

「TPS C/S Goldを利用すれば、我々のシステムを熟知した担当のテクニカルアカウントマネージャー(TAM)が付き、セキュリティ対策立案から製品の運用方法まで、様々な相談をいつでも気軽に行えるようになります。リソースに不安を抱える当社にとって、これは非常に心強いものでした」と同社の大西 洋貴氏は話す。具体的には、インシデント発生時の復旧支援から、ウイルスログ・Webレピュテーションログの解析、感染疑い端末やサイバー攻撃の兆候把握まで、顧客ごとに最適な施策をTAMが提案。24時間365日開設されるサポート窓口とあわせて、運用の不安を解消する支援策が提供されるサービスだ。

「プロのサポートを受けながら、これまで手つかずだった高度な活用が実現できる。まさに当社に最適なサービスだと感じました」と大西氏は述べる。

「セキュリティリスク分析」の提供フロー

導入効果

現在、同社はTPS C/S Goldにより、ウイルスバスター Corp.をTAMとの二人三脚で運用。専用Webポータルや電話によるやり取り、必要に応じたオンサイト対応、年4回の定例ミーティングなどでTAMと情報共有を行っているほか、ウイルスバスター Corp.の設定診断も受けている。これにより、最小限の工数で、自社環境に即した質の高い対策が打てているという。

「従来は、インシデントのアラートが上がった際も、緊急度の高・低を見極める知識がなかったため、片っ端から対応することでしのいできました。それが負荷を増大させる要因にもなっていたのですが、現在はTAMのアドバイスに基づき、優先度の高いものから順に対応。効率よく対応できるようになりました」と三島氏は話す。

またTPS C/S Goldには様々なサービスメニューが存在するが、同社はその中の「セキュリティリスク分析」を積極的に活用。これは、ウイルスバスター Corp.で収集したログを分析・レポート化することで、リスクの原因把握などに活用するものだ。

「トレンドマイクロは脅威に関する知見を豊富に持っているため、『どの端末が怪しいか』『どんな操作がリスクにつながっているか』といった詳細な分析から、具体的な対処法、今後の対策方針に関するアドバイスまでを行ってもらうことが可能。情報を基に、よりピンポイントな対策が実現できています」(大西氏)。

今後は、ITリテラシーの向上にもTPS C/S Goldを役立てていきたいという同社。TAMとのやり取りを通じ、すでに情報処理グループレベルでは効果が出ているという。「TAMから寄せられる最新の脅威情報を基に、ユーザー部門からの問い合わせにより具体的に回答できるようになりました。これにより、システム担当部門としての貢献度が高められていると思います」と三島氏。今後は社内にも情報を展開し、セキュリティ意識の向上を図るという。そのための施策として、トレンドマイクロから提供されるセキュリティ教育のビデオを、研修で活用する計画もあるそうだ。

このように同社は、TPS C/S Goldによって脅威を未然に防ぐセキュリティ管理体制を確立。「お客様の事業をものづくりで支える。システムの安全・安心を確保することは、その前提条件といえます。今後もTAMと連携しながら、より盤石な対策を実現していきたい」と三代氏は最後に語った。

トレンドマイクロ テクニカルアカウントマネージャー 小原 哲也のコメント

中西金属工業様では、不正プログラムや脅威動向の情報などを、セキュリティ対策や社内への啓発に役立てていただいています。今後導入を検討されているモバイルの活用などによる社内システム利用形態の多様化にともない、リスクのあり方が変わることも想定されますが、引き続き、迅速なサポート、問題を根本的に解決するためのソリューションを提供し、お客様の安全・安心を守りたいと思います。近年、脅威はますます複雑化かつ高度化しています。従来のパターンファイルのみでは防ぎ切れない、新たな脅威に対抗するため、トレンドマイクロのエンジニアである、私たちの技術力を通じてお客様への期待に応えたいと考えています。

私たちTAMの役割は、事前計画から運用支援、有事への対応まで一貫し、セキュリティ対策のライフサイクルをお客様と共に考えること。お困りごとはいつでも・何でもご相談いただける存在になれれば嬉しいですね。

トレンドマイクロ株式会社
スレッドディフェンスSE本部
ソリューションSE部
プレミアムサポートセンター
テクニカルアカウントマネージャー
小原 哲也

※ 記載内容は2014年5月現在のものです。内容は予告なく変更される場合があります。