Smart Protection Server

Trend Micro Smart Protection Networkプロキシサーバ

概要

プライベートクラウド型のセキュリティサーバであるSmart Protection Serverでは、Webレピュテーション、ファイルレピュテーションデータベースのレプリカをネットワーク内部に設置し、ネットワーク上のクライアントマシンは必要に応じてSmart Protection Serverに問い合わせを行います。

Smart Protection Serverは、パブリッククラウドにあるTrend Micro Smart Protection Networkデータベースのレプリカのため、クライアントマシンが企業内ネットワークにいる場合でも、モバイル環境にいる場合でも、同じレベルの最新のセキュリティ対策が適用されます。

  • 対策に必要なデータはサーバにあるため、パターンファイル更新にかかる負荷なくPCに常に最新のセキュリティを提供できます。
  • 企業内ネットワークにあるサーバに問い合わせに行くため、各PCへ早いレスポンス、高いパフォーマンスを提供することができます。
  • 各PCが直接パブリッククラウドへ問い合わせを行うことがないため、インターネット利用におけるネットワーク帯域への影響がありません。
  • ユーザがアクセスしているURLなどの情報はトレンドマイクロには送信されないため、プライバシーに関する懸念を払拭できます。
  • 複数のサーバを設置することによって、またトレンドマイクロのデータセンタと組み合わせてスケーラビリティの高い冗長化が可能です。

システム要件

Smart Protection Server 3.3 システム要件

  • CPU
  • Intel Virtualization Technologyをサポートする2.0GHzのIntel Core 2 Duo以上の64bitプロセッサ
  • 仮想マシンに最小2/推奨4以上の仮想プロセッサを割り当
メモリ
  • 仮想マシン上で2GB以上 (推奨 4GB)
ハードディスク
  • 仮想マシン上で50GB以上の空き容量
  • Smart Protection Serverは、検出されたディスク領域を必要に応じて自動的にパーティション分割します。
  • 新しい仮想ディスクイメージを作成し、上の要件にある容量を満たすディスク領域を指定します。
  • ディスク空き容量が1GB未満であることが検出された場合、ブロックしたWebアクセスログはデータの収集を停止します。管理者によって1.5GB以上のディスク空き容量が確保されると、再度データの収集を開始します。
仮想環境
  • Microsoft Windows Server 2008 R2 Hyper-V
  • Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V
  • Microsoft Windows Server 2012 R2 Hyper-V
  • Microsoft Windows Server 2016 Hyper-V
  • Microsoft Windows Server 2019 Hyper-V (※3)
  • VMware ESXi 7.0 (※3)
  • VMware ESXi Server 6.7 Update 3(※4)
  • VMware ESXi 6.5 Update 2 (※1)
  • VMware ESXi 6.5 Update 1
  • VMware ESXi 6.0 Update 3a
  • VMware ESXi 5.5 Update 3b
  • Citrix XenServer 7.5 (※1)
  • Citrix XenServer 7.4 (※1)
  • Citrix XenServer 7.2
  • Citrix XenServer 7.1
  • Citrix XenServer 6.5 (※2)
  1. Smart Protection Server 3.3 Patch 1 以降の適用が必要です。Smart Protection Server 3.3 (ビルド 1064)をインストール後に、速やかに Smart Protection Server 3.3 Patch 1 (ビルド 1094)を適用してください。
  2. Smart Protection Server 3.3 (ビルド 1064) までをサポートします。Smart Protection Server 3.3 Patch 1 (ビルド 1094)以降はサポートしていません。
  3. Smart Protection Server 3.3 Patch 5 以降の適用が必要です。
  4. Smart Protection Server 3.3 Patch 7 以降の適用が必要です。
  • Smart Protection Serverには、パフォーマンスの調整及び強化が行われた専用の64ビットLinux OSが付属しています。
  • ディスク空き容量が1GB未満であることが検出された場合、ブロックしたWebアクセスログはデータの収集を停止します。管理者によって1.5GB以上のディスク空き容量が確保されると、再度データの収集を開始します。
  • インストールプログラムによってネットワークデバイスが確認され、ネットワークデバイスが見つからない場合はインストールが停止されます。
  • Smart Protection Server 3.3は Hyper-V 第2世代 の仮想マシンに対応していません。 そのため Hyper-V 第1世代 の仮想マシンにてご利用ください。
仮想環境の要件詳細
  • 各環境共通
    仮想プロセッサ数:最小2/推奨4以上
    新しいディスクイメージを作成します。
  • VMwareを使用する場合
    CentOS 7 64ビットを搭載した新しい仮想マシンを作成してください。
    CentOSに対応していないVMWareバージョンの場合は、Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 7 64ビットをお使いください。
  • Citrix™ XenServerを使用する場合
    「他のインストールメディア」テンプレートによって新しい仮想マシンを作成してください。
ディスプレイ
  • 解像度1024x768 256色以上をサポートするモニタ
ブラウザ
(Web管理コンソール)
  • Microsoft Edge
  • Microsoft Internet Explorer 11
  • Mozilla Firefox 3.6.0以降
  • Google Chrome

システム要件のダウンロード(Smart Protection Server 3.3)(PDF:417KB)   

システム要件のダウンロード(Smart Protection Server 3.2)(PDF:430KB)   

システム要件のダウンロード(Smart Protection Server 3.1)(PDF:414KB)   

システム要件のダウンロード(Smart Protection Server 3.0 Patch 2)(PDF:423KB)   

システム要件のダウンロード(Smart Protection Server 3.0)(PDF:405KB)