パナソニックホールディングス株式会社

ー 全社をあげて進めてこられたDXとサイバーセキュリティの関係を教えてください。

パナソニックグループは、家電製品、自動車関連製品、住宅関連製品、そして車載電池をはじめとするエネルギー関連製品など、多岐に渡る事業を展開する世界的な総合電機メーカーです。100年以上の歴史を持ち、その企業規模は、7つの事業会社、523のグループ会社、アジア、北米、欧州に100を超える拠点と、約23万人の従業員に渡ります。当社は、常に革新的な技術開発を行い、新しい製品やサービスを市場に提供してまいりました。さらに事業の競争力を高め働き方の変化などに追随するため、2021年にはDXによりグループ全体を変えていく取り組みとしてPX（パナソニックグループのDX戦略）を始動させています。このDXの成功に不可欠なのがサイバーセキュリティです。デジタル化に伴うデータの増加などにより攻撃を受けるリスクは高まります。

DXもそうですが、情報システムだけでなく、組織風土、業務プロセス、など全てに手を入れていかなければ失敗してしまいます。

リスクを最小限に抑え、ビジネスを安心・安全に推進していくためにも、我々を取り巻く環境の変化に迅速に対応し、技術的対策はもちろんのこと組織・人など全体でサイバーセキュリティに取り組む必要があると考えます。

ー トレンドマイクロをご評価いただいた点を教えてください。

パナソニックグループでは、数十年に及ぶトレンドマイクロセキュリティ製品の利用実績があります。トレンドマイクロが提供する顧客目線でのサポート提供やグローバル、日本での対応能力を高く評価しています。また、エンドポイント、メール、ネットワーク、サーバやクラウドワークロードなど、個々の製品機能に加えて、それらをセンサーとしてセキュリティデータを統合する、「サイバーセキュリティプラットフォーム」の将来性に期待を寄せています。当社の特性を理解し、適切な提案やサポートをいただけることは大きな信頼につながっています。

ー 導入の効果と今後の展望を教えてください。

これからの情報システムは複雑に連携し、データはますます膨大化していきます。その中で、デジタル資産全体の可視性を向上させ、リスクを正確に把握しプロアクティブに対処していくことは、当社のデジタル基盤の保護やビジネスの成功に不可欠です。常に最新かつ自社に適切なサイバーセキュリティを検討し、それをアップデートしていくことが必要だと考えています。

トレンドマイクロのような業界をリードするパートナーと協力して最先端のソリューションでビジネスの成長とイノベーションを継続的にそして安全にこれからも推進して参りたいと思います。