トレンドマイクロ、NVIDIA DSX Airと連携し、AIファクトリーにセキュリティ・バイ・デザインを提供

2026年3月26日

※本リリースは、2026年3月16日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証プライム:4704、以下、トレンドマイクロ)は、 NVIDIA DSX Airプラットフォームとの新たな統合を発表します。これにより、法人組織はAIファクトリーのセキュリティを導入前に設計、テスト、検証することが可能になります。

トレンドマイクロとNVIDIA DSX Airの連携、およびトレンドマイクロのNVIDIA GTC2026については以下を参照下さい(英語):
https://resources.trendmicro.com/2026-nvidia-gtc.html

トレンドマイクロの最高プラットフォーム責任者(CPO) 兼 最高事業責任者(CBO) レイチェル ジンは次のように述べています。「真のイノベーションには、AIとサイバーセキュリティの両方が必要です。AIのセキュリティは後から追加できるものではありません。それには専用の基盤が必要です。デジタルツインシミュレーションを介してセキュリティに与える影響を法人組織が確認できる力を与えることで、私たちはAI Factoryに対するセキュリティの新しいアプローチを先導しています」。

NVIDIA DSX Airプラットフォームは、セキュリティ・バイ・デザインのアプローチを兼ね備えた基盤環境を提供します。

NVIDIAのVP of NetworkingであるAmit Katz氏は次のように述べています。「NVIDIAは、次世代AIファクトリーの設計と検証を簡素化し、加速することに注力しています。トレンドマイクロのようなパートナーと協力することで、法人組織はクラウドからエンドポイントまで、スタック全体にわたる脅威を検出する可視性を得ることができ、セキュリティを損なうことなくAIの活用に集中できます」。

NVIDIA DSX Airプラットフォームは、クラウドホスト型のネットワークシミュレーションプラットフォームであり、法人組織が物理的にサーバなどを構築する前にデータセンターインフラのデジタルツインを作成、検証、テストすることを可能にすることで、AIファクトリーの展開を迅速化し、コストを削減します。これにより、従来のラボ環境よりも速い統合、大幅な設備投資の節約、そしてはるかに大規模なスケールを実現します」。

しかし、セキュリティは新しいAIファクトリープロジェクトにとって、依然として重要な懸案事項のままとなります。

IBMによると、昨年、世界の組織の10社に1社以上がAIモデルやアプリケーションに関連するデータ侵害を報告しました。AIや自動化を導入していない組織では、その影響はさらに大きく、侵害コストは平均で190万ドルも高くなっています※。適切なアクセス制御の欠如や、アプリ、API、プラグインの侵害などのサプライチェーン問題が頻繁に指摘され、データの漏洩や業務の中断を引き起こしています。これらのリスクは、安全なAI導入のアプローチを見直す要因となっています。

※出展:IBM「Cost of a Data Breach Report 2025」

セキュリティを考慮して構築されたAIファクトリーでは、ライフサイクルの早い段階でこれらの問題に対処することで、企業のリスクと侵害の影響を軽減します。

そこでトレンドマイクロの技術が役立ちます。NVIDIA DSX Airプラットフォームとの新たな統合により、セキュリティチームは物理環境を事前に構築することなく、AIファクトリーにおけるセキュリティコントロールの影響を理解することができます。これにより、PoC(概念実証)や初期評価への障壁もが低くなります。

■AIファクトリーを保護する2つのソリューション

• TrendAI Vision One™ AI Factory EDR
軽量セキュリティエージェントがNVIDIAの BlueFieldデータ処理ユニット(DPUs)に展開され、NVIDIAのDOCA Argusソフトウェアフレームワークと統合されます。これにより、ファイルへの不信なアクセスや、ネットワークインターフェース、アクティブなプロセスの可視性を得ることができ、ネットワークトラフィックを分析しトレンドマイクロの脅威インテリジェンスを活用して疑わしい行動を特定します。また、AIセキュリティプラットフォームであるTrendAI Vision Oneを活用することで、法人組織はMITREの脅威をシミュレートするレッドチーム演習を実行し、自社のインフラストラクチャとセキュリティ態勢をテストすることができます。

・TrendAI TippingPoint による高性能なネットワーク防御
TrendAI Zero Day Initiative (ZDI)と業界で実証されたネットワーク検出および防止機能(IDS/IPS)を活用して、既知および未知の脅威や脆弱性からAIファクトリーを保護する仮想パッチ技術の有効性と性能をテストすることができます。デジタルツインシミュレーションを使用することで、パッチが安全かつ効率的に展開され、実運用への影響を最小限に抑えることを確認できます。

※ 2026年3月26日現在の情報をもとに作成したものです。今後、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
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