賞金総額は1,298,250米ドルに達し、47件のゼロデイ脆弱性を発見

~NVIDIAが初のスポンサーとなる「Pwn2Own Berlin」が終了~

2026年5月22日

※本リリースは、2026年5月18日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証プライム:4704、以下、トレンドマイクロ)の法人向けブランドTrendAIは、TrendAIが運営する世界最大規模の脆弱性発見コミュニティTrendAI Zero Day Initiative(以下、ZDI)が主催するゼロデイ脆弱性発見コンテスト「Pwn2Own Berlin」における結果を発表します。今回のコンテストでは、AIデータベース、コーディングエージェント、Webブラウザ、エンタープライズアプリケーション、サーバなど、複数のカテゴリにわたる47件のゼロデイ脆弱性が発見・開示されました。

Pwn2Own Berlinのリポートはこちらをご覧ください。(日本語)
https://www.trendmicro.com/ja_jp/research/26/e/pwn2own-berlin-2026.html

TrendAIの最高プラットフォーム責任者(CPO) 兼 最高事業責任者(CBO)レイチェル・ジンは次のように述べています。「TrendAIは、業界最高水準の脅威インテリジェンスを活用してお客様を保護しています。Pwn2Ownで発見された脆弱性の情報を活用することで、各ベンダーが迅速にこれらの脆弱性に対して修正プログラムを提供できるよう支援しています。更に、修正プログラムが提供される前にTrendAIが仮想パッチを提供することで、業界に先駆けてお客様に対しても保護を提供しています。AIツールおよびAIインフラがビジネスの中核を担う存在となりつつある今、脆弱性への先手を打つことはこれまで以上に重要であると考えています」。

NVIDIAは今回、Pwn2Ownに初めてスポンサーとして参加し、参加者が脆弱性を発見するターゲットとなる製品カテゴリを提供しました。対象製品には、Megatron Bridge、NV Container Toolkit、Dynamoが含まれています。

Pwn2Ownおよび年間を通じてZDIへ報告される脆弱性情報は、サイバー犯罪者による悪用が行われる前に、ベンダーが迅速に脆弱性を把握・修正することを可能にしています。最終的には影響を受けるソフトウェアまたはハードウェアを利用する組織およびエンドユーザにも利益をもたらしています。ZDIの調査によると、ベンダー側が開示を受けた脆弱性に対して修正プログラムを提供しないケースが増加しています。TrendAIが提供する業界を代表するAIセキュリティプラットフォームTrendAI Vision Oneを利用しているお客様は、ZDIによる脆弱性の開示プロセスを通じて、TrendAI Vision Oneが提供する仮想パッチを適用することで、業界平均と比較して平均3か月早いタイミングでその脅威からの保護を受けることが可能です。

コンテストの主なハイライトは以下の通りです。

  • DEVCOREチームのOrange Tsai氏(@orange_8361)は、3つの脆弱性を連鎖させてMicrosoft ExchangeにてSYSTEM権限でのリモートコード実行を成功させ、20万米ドルを獲得。また、4つのロジックバグを連鎖させてMicrosoft Edgeのサンドボックス脱出を達成し、17万5,000米ドルを獲得しました。
  • DEVCOREチームのSplitline氏(@splitline)は、2つの脆弱性を連鎖させてMicrosoft SharePointを攻略し、10万米ドルを獲得しました。
  • STARLabs SGチーム(@starlabs_sg)のNguyen Hoang Thach氏(@hi_im_d4rkn3ss)は、メモリ破損バグを悪用してクロステナントコード実行のアドオンによりVMware ESXiを攻略し、20万米ドルおよびMaster of Pwnの20ポイントを獲得しました。
  • IBM X-Force Offensive Research(XOR)チームのChompie氏は、単一のバグを使用してNV Container Toolkitを攻略し、5万米ドルを獲得しました。

参加者への賞金総額は1,298,250米ドルとなりました。次回の「Pwn2Own Cork」は10月にアイルランドのコークにて開催予定です。

◆TrendAIについて
TrendAIは、トレンドマイクロの企業向けビジネスユニットであり、グローバルに展開するAIセキュリティリーダーです。法人組織にAIの可視性と統合されたセキュリティを提供することで、懸念なくイノベーションを促進し、リスクの軽減を支援します。185カ国の大手企業および政府において実績のあるTrendAIは、アイデンティティからインフラストラクチャ、データまで、組織全体を保護します。グローバルフォーチュン500企業は、世界トップクラスの脅威および攻撃インテリジェンスによってリスクを軽減し、早期に脅威を阻止するためにTrendAIを利用しています。

※2026年5月22日現在の情報をもとに作成したものです。今後、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
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