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2018/07/03

機器の乗っ取りや盗聴を防止、「IoTセキュアゲートウェイ」実験結果を公表|総務省

総務省は6月29日、「IoTセキュリティ基盤を活用した安心安全な社会の実現に向けた実証実験」の結果を公表しました。

近年急速に普及しているIoT機器・IoTサービスですが、一般的なインターネット機器・サービスとは異なる性質を持っており、それを踏まえたセキュリティ対策が急務とされています。そのため、不正アクセス・なりすまし・乗っ取り・盗聴・盗難といったリスクへの対策として、IoT機器とインターネットの境界上に「IoTセキュアゲートウェイ」を設置する手法が検討されています。これにより、異常な通信の記録や検知、認証による不正機器の遮断、ソフトウェアの強制アップデートといった対処が可能になる見込みです。

今回の実験では、「カーモビリティ分野」「スマートホーム分野」「エデュケーション分野」の3分野を選定。アクセスの許可・拒否、通信暗号化の確認、異常な頻度や通信量の検知、 異常が検知されたデバイス(SIM)の停止、脆弱性発見時の一括アップデート等、6分類・30項目超について、IoTデバイスの通信や挙動に基づき、IoTセキュアゲートウェイで対処できるかどうか、検証が行われました。

その結果、通信の遅延やサービス停止もなく、「通信暗号化機能や秘匿性の高いデータ管理機能を有した堅牢なシステム」として、IoTセキュアゲートウェイを活用できることが確認されました。一方で、「IoT機器を取り付けた車両が、電波の届かない場所(地下駐車場等)に移動して通信が途絶えた場合、盗難や乗っ取りだと誤検知する」といった、IoT特有の課題も明らかになりました。今後は、検知条件を設定できるテンプレートの用意、統計データやAIによる適正値の自動設定といった改善、そして実用的なサービスモデル提示の取り組みが必要とみられます。

関連資料は、総務省サイトよりPDFファイルがダウンロード・閲覧可能です。


IoTセキュアゲートウェイ実証実験の概要(総務省の発表資料より抜粋)

IoTセキュアゲートウェイ実証実験の概要(総務省の発表資料より抜粋)

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