解析者: Anthony Joe Melgarejo   

 別名:

Backdoor:Win32/Kelihos.F (Microsoft), PWS-FASY!9F5C2400CE8D (McAfee), Trojan.Win32.Winwebsec.mdc (v) (Sunbelt), TR/Urausy.JH.8 (Antivir), Backdoor.Win32.Kelihos (Ikarus),

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ワーム

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 818,688 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2013年5月23日

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

自動実行方法

ワームは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
SonyAgent = "{Malware Path and File Name}"

他のシステム変更

ワームは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Internet Settings
ProxyServer = "http=127.0.0.1:8888;https=127.0.0.1:8888;"

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Internet Settings
ProxyOverride = "<-loopback>"

ワームは、以下のレジストリ値を変更します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Internet Settings
ProxyEnable = "1"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「0」となります。)

ワームは、以下のレジストリ値を作成し、Windowsのファイアウォールを回避します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\SharedAccess\Parameters\
FirewallPolicy\StandProfle\AuthorizedApplications\
List
{Malware path and file name} = "{Malware path and file name}:*:Enabled:Promo"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\SharedAccess\Parameters\
FirewallPolicy\StandProfle\GloballyOpenPorts\
List
{random number 1}:TCP = "{random number 1}:TCP:*:Enabled:Promo"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\SharedAccess\Parameters\
FirewallPolicy\StandProfle\GloballyOpenPorts\
List
{random number 2}:UDP = "{random number 2}:UDP:*:Enabled:Promo"

感染活動

ワームは、すべてのリムーバブルドライブ内に以下として自身のコピーを作成します。

  • game.exe

その他

ワームは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • {random IP addresses}

ワームは、以下のファイルを作成します。

  • {removable drive}:\Shortcut to game.lnk - points to malware copy {removable drive}:\game.exe

ワームは、リムーバブルドライブ内の自身のコピーに誘導するショートカットファイル(拡張子LNK)も作成します。なお、作成したショートカットファイル名には、リムーバブルドライブ内に存在するフォルダ名を使用します。

そしてワームは、名称を借用した実際のフォルダの方は、属性を「隠しファイル」に設定し、作成したショートカットファイルをクリックさせようとします。

ワームが作成する以下のコンポーネントは、自身のコピー "{removable drive}:\game.exe" へと誘導します。

  • {removable drive}:\Shortcut to game.lnk

  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 9.936.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2013年5月23日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.937.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2013年5月24日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「WORM_KELIHOS.ACT」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • SonyAgent = "{Malware Path and File Name}"
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandProfle\AuthorizedApplications\List
    • {Malware path and file name} = "{Malware path and file name}:*:Enabled:Promo"
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandProfle\GloballyOpenPorts\List
    • {random number 1}:TCP = "{random number 1}:TCP:*:Enabled:Promo"
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy\StandProfle\GloballyOpenPorts\List
    • {random number 2}:UDP = "{random number 2}:UDP:*:Enabled:Promo"
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
    • ProxyServer = "http=127.0.0.1:8888;https=127.0.0.1:8888;"
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
    • ProxyOverride = "<-loopback>"

手順 5

変更されたレジストリ値を修正します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
    • From: ProxyEnable = "1"
      To: ProxyEnable = "0"

手順 6

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  
  • {removable drive}:\Shortcut to game.lnk

手順 7

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「WORM_KELIHOS.ACT」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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