WORM_COSMU.ELG

マルウェアのプロセス終了：

1. 最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行し、検出したファイル名を確認し、メモ等をとってください。
2. タスクマネージャを起動します。
   CTRL+SHIFT+ESCを押し、[プロセス]タブをクリックします。
3. 実行中のプログラムのリストから、上記で検出したマルウェアのファイルを選択します。
4. 使用しているWindowsのバージョンに応じて、[タスクの終了]、または、[プロセスの終了]をクリックします。
5. 同様の手順で、上記で確認した不正プログラムのファイルを全て終了してください。
6. マルウェアのプロセスが終了されているかを確認するには、タスクマネージャを再起動してください。
7. タスクマネージャを閉じてください。

このマルウェアが追加したレジストリ値の削除：

1. 「レジストリエディタ」を起動します。
   [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
   ※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>Windows>CurrentVersion>Run
3. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   Microsoft = "%System Root%\Program File\Microsoft\MicrosoftSafety.exe"
4. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Microsoft>Windows>CurrentVersion>Run
5. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   Microsoft = "%System Root%\Program File\Microsoft\MicrosoftSafety.exe"
6. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Microsoft>Windows NT>CurrentVersion>Winlogon>SpecialAccounts>UserList
7. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   SYS_4321 = "0"
8. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_LOCAL_MACHINE>SYSTEM>CurrentControlSet>Services>LanmanServer>Shares
9. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   SYS_A$ = "CSCFlags=0"
10. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    SYS_C$ = "CSCFlags=0"
11. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    SYS_D$ = "CSCFlags=0"
12. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    SYS_F$ = "CSCFlags=0"
13. 「レジストリエディタ」を閉じます。

このマルウェアが変更したレジストリ値の修正：

1. 「レジストリエディタ」を起動します。
   [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、"regedit" と入力し、[OK]をクリックします。
   ※"regedit" は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CLASSES_ROOT>Network>SharingHandler
3. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
   (Default) = ""
4. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
   (Default) = ntshrui.dll
5. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>Windows>CurrentVersion>Explorer>Advanced
6. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
   HideFileExt = "1"
7. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
   HideFileExt = 0
8. 再び、右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
   ShowSuperHidden = "0"
9. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
   ShowSuperHidden = 1
10. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Microsoft>Windows>CurrentVersion>policies>system
11. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
    shutdownwithoutlogon = "0"
12. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    shutdownwithoutlogon = 1
13. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE>SYSTEM>CurrentControlSet>Control>ComputerName>ComputerName
14. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
    ComputerName = "{Computer Name}-"
15. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    ComputerName = {Computer Name}
16. レジストリエディタを閉じます。

このマルウェアまたはアドウェア等が作成したフォルダの削除：

作成された AUTORUN.INF の検索および削除：

1. [スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。
   註：Windowsのバージョンによって異なります。
2. [ファイル名のすべてまたは一部]に以下を入力してください。
   AUTORUN.INF
3. [探す場所]の一覧から該当ドライブを選択し、[検索]を押します。
4. 検索が終了したら、ファイルを選択し、メモ帳などテキストエディタを用いて開いてください。
5. 以下の文字列が存在するか確認してください。
   
   
   

   [autorun]
   open=%System Root%\COMM\COMM\svchost.exe
   shell\open\command=%System Root%\COMM\COMM\svchost.exe

6. この文字列が存在する場合はファイルを削除してください。
7. 他のリムーバブルドライブ内の残りの AUTORUN.INF についても、この手順3.)から6.)を繰り返してください。
8. [検索結果]画面を閉じてください。