TROJ_OTORUN.SML
Worm:Win32/Autorun!inf(Microsoft), W32/AutoInf.A(Fortinet), Trojan.Autorun(Ikarus), BAT/Autorun.JWJ(Panda)
Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
マルウェアは、ユーザがドライブにアクセスすると、ファイルを自動的に実行します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
感染活動
上記INFファイルには、以下の文字列が含まれています。
{garbage codes}
[autorun]
open=RECYCLER\R-1-5-21-{random digits}\ecleaner.exe
{garbage codes}
icon=%SystemRoot%\system32\SHELL32.dll,4
action=Open folder to view files
shell\open=Open
shell\open\command=RECYCLER\R-1-5-21-{random digits}\ecleaner.exe
{garbage codes}
shell\open\default=1
{garbage codes}
その他
マルウェアは、ユーザがドライブにアクセスすると、以下のファイルを自動的に実行します。
- {Drive Letter}:\RECYCLER\R-1-5-21-{random digits}\ecleaner.exe
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_OTORUN.SML」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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