更新者 : Jaime Benigno Reyes

 別名:

TrojanDownloader:Win32/Obvod.M (Microsoft), Backdoor.Win32.PcClient.foss (Kaspersky), RDN/Downloader.a!ok (McAfee)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、 Windows のタスクスケジューラを使い、「スケジュールされたタスク」を追加します。これにより、作成された自身のコピーが実行されます。

  詳細

ファイルサイズ 255,082 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2014年1月23日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

  • %Windows%\Tasks\At{1-240}.job

(註:%Windows%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、"C:\Windows" です。)

マルウェアは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %All Users Profile%\{random}.exe
  • %All Users Profile%\Application Data\{random}.exe
  • %AppDataLocal%\{random}.exe
  • %System%\{random}.com
  • %User Profile%\{random}.com
  • %Windows%\Fonts\{random}.com

マルウェアは、 Windows のタスクスケジューラを使い、「スケジュールされたタスク」を追加します。これにより、作成された自身のコピーが実行されます。

マルウェアは、以下のプロセスにコードを組み込みます。

  • iexplore.exe

自動実行方法

この「スケジュールされたタスク」により、以下の時間ごとにマルウェアが実行されます。

  • hour

他のシステム変更

マルウェアは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Internet Explorer\Main
DisableScriptDebuggerIE = "yes"

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Internet Explorer\Main
Error Dlg Displayed On Every Error = "no"

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Internet Explorer\Main
NoProtectedModeBanner = "1"

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Internet Settings
WarnOnZoneCrossing = "0"

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Internet Settings\
Zones\3
2500 = "3"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Direct3D
LA = "609"

その他

マルウェアは、以下のレジストリキーのレジストリ値中のすべてデータを確認します。:

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

マルウェアは、収集した情報から、拡張子が”.exe”と”com”.のすべてのファイルを特定します。マルウェアは、以下のフォーマットの利用を確認し、すべてのファイルを改称します。

  • {file name}{space}.{exe or com}

そして、マルウェアは、オリジナルのファイル名を利用した自身のコピーを、改称したファイルのオリジナルのフォルダの中に作成します.

マルウェアは以下のWebサイトにアクセスし、クリック報酬型オンライン広告を実施するのためにURLのリストを入手します。

  • ooo.{BLOCKED}s.com
  • abc.{BLOCKED}s.com
  • def.{BLOCKED}s.com
  • {BLOCKED}s.com

  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 10.524.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2014年1月6日
VSAPI OPR パターンバージョン 10.525.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2014年1月7日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「TROJ_OBVOD.AY」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %Windows%\Tasks\At{1-240}.job

手順 5

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

 
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main
    • DisableScriptDebuggerIE = "yes"
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main
    • Error Dlg Displayed On Every Error = "no"
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main
    • NoProtectedModeBanner = "1"
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
    • WarnOnZoneCrossing = "0"
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\3
    • 2500 = "3"
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Direct3D
    • LA = "609"

手順 6

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_OBVOD.AY」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

その他

  • セーフモードで再起動後、「TROJ_OBVOD.AY」として検出されるファイルのリストを確認して下さい。手順2で確認したファイルがあります。
  • 最初のファイルのフォルダを開けます。
  • 「TROJ_OBVOD.AY」として検出されるファイルを削除します。ここで、フォルダにほぼ同じファイル名を持つ2つのファイルが含まれている可能性があることに注意して下さい。その中の一つは、「TROJ_OBVOD.AY」で検出されるファイルです。もし現在のフォルダ内に以下のファイルが存在していた場合、余分なスペースを削除し、”{file name}.{exe or com}”に改称して下さい。
    • {file name}{space}.{exe or com}
  • 「TROJ_OBVOD.AY」で検出される他のファイルに対し、これらの手順を繰り返し実行して下さい。


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