TROJ_EXPLOIT.SVM
Exploit:MSIL/CVE-2013-0074.A (Microsoft); Exploit.MSIL.CVE-2013-0074.ae (Kaspersky); MSIL:FiestaEK-E [Trj] (Avast)
Windows

マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
はい
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。
マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
感染活動
マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。
バックドア活動
マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。
その他
マルウェアは、以下の脆弱性を利用してゼロデイ攻撃を実行します。
- (MS13-022) Vulnerability in Silverlight Could Allow Remote Code Execution (2814124)
- (MS13-087) Vulnerability in Silverlight Could Allow Information Disclosure (2890788)
マルウェアが利用する脆弱性は、以下のとおりです。
- MS13-022:Silverlight の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2814124)
- MS13-087:Silverlight の脆弱性により、情報漏えいが起こる (2890788)
マルウェアは、自身の不正活動の実行のため、コンポーネントにより供給される以下のパラメータを要求します。
- dies - シェルコード(Base64 エンコード)
マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_EXPLOIT.SVM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 4
以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。
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