解析者: Anthony Joe Melgarejo   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 387,584 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2015年12月17日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %User Temp%\{8 random numbers}

(註:%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。.)

自動実行方法

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

  • %Windows%\Tasks\{random GUID 1}.job - for Windows XP and prior

(註:%Windows%フォルダは、Windowsが利用するフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows" です。.)

他のシステム変更

マルウェアは、以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Console\%SystemRoot%_System32_WindowsPowerShell_v1.0_powershell.exe

HKEY_CURRENT_USER\Console\%SystemRoot%_System32_svchost.exe

HKEY_CURRENT_USER\Console\taskeng.exe

マルウェアは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Console\%SystemRoot%_System32_WindowsPowerShell_v1.0_powershell.exe
WindowPosition = "201329664"

HKEY_CURRENT_USER\Console\%SystemRoot%_System32_svchost.exe
WindowPosition = "201329664"

HKEY_CURRENT_USER\Console\taskeng.exe
WindowPosition = "201329664"

マルウェアは、以下のレジストリ値を変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
Services\Tcpip\Parameters
NameServer = "82.163.142.3 95.211.158.130"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「{user-defined}」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
Services\Tcpip\Parameters
DHCPNameServer = "82.163.142.3"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「{user-defined}」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
Services\Tcpip\Parameters\
Interfaces\{random GUID 2}
DHCPNameServer = "82.163.142.3"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「{user-defined}」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
Services\Tcpip\Parameters\
Interfaces\{random GUID 2}
NameServer = "82.163.142.3 95.211.158.130"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「{user-defined}」となります。)

その他

マルウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.184.10
  • http://{BLOCKED}s.net
  • http://{BLOCKED}u.org/u/
  • http://{BLOCKED}fun.info/u/
  • http://{BLOCKED}s.info/u/
  • http://{BLOCKED}lmy.info/u/
  • http://{BLOCKED}o.info/u/
  • http://{BLOCKED}o.info/u/
  • http://{BLOCKED}a.info
  • http://{BLOCKED}rut.info/u/
  • http://{BLOCKED}cool.info/u/
  • http://{BLOCKED}cool.net/u/
  • http://{BLOCKED}set.info/u
  • http://{BLOCKED}as.info/u/
  • http://{BLOCKED}.info/u/
  • http://{BLOCKED}ljob.info/u/
  • http://{BLOCKED}h.info
  • http://{BLOCKED}h.net
  • http://{BLOCKED}suns.info/u/
  • http://{BLOCKED}tnew.net/u/
  • http://{BLOCKED}et.biz/u/
  • http://{BLOCKED}bmy.com/u/
  • http://{BLOCKED}un.info/u/
  • http://{BLOCKED}s.net/u/
  • http://{BLOCKED}i.info

マルウェアは、 Windows のタスクスケジューラを用いて、PowerShellスクリプトをスケジュール設定で実行させるタスクを追加します。このスクリプトは、スケジュール設定されたタスクにより(コンピュータごとに設定されたランダムな時間で)毎日実行されます。

このスケジュール設定されたタスクは、PowerShellスクリプトを実行するために以下のコマンドラインを備えています。:

%System%\WindowsPowershell\v1.0\powershell.exe -windowstyle hidden -noninteractive -ExecutionPolicy bypass -EncodedCommand {Base64-encoded script}

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

マルウェアが追加したスケジュールタスクを削除します。

[ 詳細 ]

手順 4

変更されたレジストリ値を修正します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
事前に意図的に対象の設定を変更していた場合は、意図するオリジナルの設定に戻してください。変更する値が分からない場合は、システム管理者にお尋ねいただき、レジストリの編集はお客様の責任として行なって頂くようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\Tcpip\Parameters
    • From: NameServer = "82.163.142.3 95.211.158.130"
      To: NameServer = {user-defined}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\Tcpip\Parameters
    • From: DHCPNameServer = "82.163.142.3"
      To: DHCPNameServer = {user-defined}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\{random GUID 2}
    • From: NameServer = "82.163.142.3 95.211.158.130"
      To: NameServer = {user-defined}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\{random GUID 2}
    • From: DHCPNameServer = "82.163.142.3"
      To: DHCPNameServer = {user-defined}

手順 5

このレジストリキーを削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

 
  • In HKEY_CURRENT_USER\Console
    • %SystemRoot%_System32_WindowsPowerShell_v1.0_powershell.exe
  • In HKEY_CURRENT_USER\Console
    • %SystemRoot%_System32_svchost.exe
  • In HKEY_CURRENT_USER\Console
    • taskeng.exe

手順 6

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_DNSCHANGER.JJ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

マルウェアによりスケジュール設定されたタスクは、PowerShellスクリプトを実行するコマンドラインから削除してください。


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