解析者: Sabrina Lei Sioting   

 別名:

Exploit:Win32/CVE-2010-3333 [Microsoft]; Exploit.MSWord.CVE-2010-3333.b [Kaspersky]; Trojan.Mdropper [Symantec]

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

上記の脆弱性が利用されると、マルウェアは、特定の不正活動を実行します。

  詳細

ファイルサイズ 150,528 bytes
タイプ Other
メモリ常駐 なし
発見日 2011年4月6日
ペイロード ファイルの作成

インストール

マルウェアは、以下の無害なファイルを作成します。

  • c:\{ascii characters}.doc

作成活動

マルウェアは、以下のソフトウェアに存在する脆弱性を利用して感染活動をします。この脆弱性が利用されると、マルウェアは不正なファイルを作成します。

  • RTF Stack Buffer Overflow Vulnerability (CVE-2010-3333) - http://about-threats.trendmicro.com/vulnerability.aspx?language=us&name=RTF%20Stack%20Buffer%20Overflow%20Vulnerability%20(CVE-2010-3333)

その他

上記の脆弱性が利用されると、マルウェアは、以下の不正活動を実行します。

  • It drops the file %User Temp%\WINWORD.EXE, which is detected as BKDR_IRCBOT.KER

(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.954.14
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年4月6日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「TROJ_ARTIEF.KER」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

     BKDR_IRCBOT.KER

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。 c:\{ascii characters}.doc

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_ARTIEF.KER」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 5

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。 Vulnerabilities in Microsoft Office Could Allow Remote Code Execution (2423930)


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