TROJ_AGENT.ABTL
PWS:Win32/Buzbav.B (Microsoft); [000080a0.EXE]:generic!bg.hrb, [000040a0.EXE]:Generic PWS.y (McAfee); Infostealer.Gampass (Symantec); Trojan.Win32.Packer.Upack0.3.9 (ep) (Sunbelt); Trojan.Generic.632782 (FSecure)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、実行後、自身を削除します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
他のシステム変更
マルウェアは、以下のファイルを削除します。
- %System Root%\359679~1.AQQ
- %System Root%\AFC9FE~1.BAT
(註:%System Root%フォルダは、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。)
作成活動
マルウェアは、以下のファイルを作成します。
- %System%\serv.exe
- %System%\runlog.dll
- afc9fe2f418b00a0.bat
(註:%System%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では "C:\Windows\System32" です。)
その他
マルウェアは、実行後、自身を削除します。
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
- %System%\serv.exe
- %System%\runlog.dll
- afc9fe2f418b00a0.bat
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_AGENT.ABTL」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 4
以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア/グレイウェア/スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。
- %System Root%\359679~1.AQQ
- %System Root%\AFC9FE~1.BAT
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