解析者: Michael Cabel   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

これは、トレンドマイクロの製品では「TDSS」ファミリに感染したMaster Boot Record (MBR)として検出されます。このメインコンポーネントである「TDSS」ファミリのマルウェアは、コンピュータのMBRを修正し、ディスクに保存されている不正なファイルコンポーネントを実行します。

  詳細

ファイルサイズ 512 bytes
タイプ BOOT
メモリ常駐 はい
発見日 2010年12月10日

その他

これは、トレンドマイクロの製品では「TDSS」ファミリに感染したMaster Boot Record (MBR)として検出されます。このメインコンポーネントである「TDSS」ファミリのマルウェアは、コンピュータのMBRを修正し、ディスクに保存されている不正なファイルコンポーネントを実行します。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 8.794.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年2月22日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.795.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年2月23日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

TDSSMBR.CRVとして検出されるファイル名を確認後、Windowsの回復コンソールを使用し、Master Boot Record(MBR)の修復およびTDSSMBR.CRVの削除を実行します。

[ 詳細 ]

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TDSSMBR.CRV」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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