解析者: David John Agni   

 別名:

SWF/Exploit.CVE-2015-5122.A (ESET-NOD32), Exploit.SWF.CVE-2015-5122.a (Kaspersky), Exploit:SWF/Axpergle.D (Microsoft)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

  詳細

ファイルサイズ 44662 bytes
タイプ SWF
メモリ常駐 なし
発見日 2015年7月13日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続, ファイルのダウンロード

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正なファイルをダウンロードして実行します。

  • http://{BLOCKED}e.{BLOCKED}scenides.com/Doctor.svr
  • http://{BLOCKED}e.{BLOCKED}scenides.com/always.vbhtml?

その他

マルウェアは、以下の脆弱性を利用してゼロデイ攻撃を実行します。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.750
VSAPI OPR パターンバージョン 11.789.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2015年7月14日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「SWF_AXPERGLE.VZ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 3

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。  


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