RTKT_MORCUT.A
2012年10月9日
別名:
Rootkit.Win32.Korablin.a (Kaspersky)
プラットフォーム:
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:

マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
感染経路 他のマルウェアからの作成
マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
マルウェアは、ファイル、プロセスまたはレジストリ値を隠ぺいします。
詳細
ファイルサイズ 不定
タイプ SYS
メモリ常駐 はい
発見日 2012年8月23日
ペイロード システムのレジストリの変更, ファイルの変更
侵入方法
マルウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
- WORM_MORCUT.A
ルートキット機能
マルウェアは、ルートキット機能を備えており、この機能が他のマルウェアの不正活動に利用されます。
マルウェアは、ファイル、プロセスまたはレジストリ値を隠ぺいします。
その他
マルウェアは、「WORM_MORCUT.A」によって以下として作成されます。
- %System%\drivers\ndisk.sys
対応方法
対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 9.344.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年8月24日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.345.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年8月24日
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 3
Windowsをセーフモードで再起動します。
[ 詳細 ]
手順 4
以下のファイルを検索し削除します。
[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。 - %System%\drivers\ndisk.sys
手順 5
コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「RTKT_MORCUT.A」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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