PHP_WEBSHELL.VTJ
Backdoor:PHP/SimpleShell.A (Microsoft), PHP/Agent.NDP trojan (Eset), PHP/Rst.CO!tr.bdr (Fortinet)
Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

マルウェアタイプ:
バックドア型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
はい
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。
マルウェアは、ファイル感染する機能を備えていません。
マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。
マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。
マルウェアは、感染コンピュータ上の特定の情報を収集します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。
感染ポイント
マルウェアは、ファイル感染する機能を備えていません。
感染活動
マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。
バックドア活動
マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。
- Execute remote commands
- Upload file
- Create copy of itself in {PHP Server Document Root}\plugins\user\explorer.php
情報漏えい
マルウェアは、感染コンピュータ上の以下の情報を収集します。
- Current user name
- User ID of the current script
- Information about the operating system PHP is running on
- PHP Server address
- PHP Remote address
情報の送信先
マルウェアは、収集した情報を以下のEメールアドレスに送信します。
- {BLOCKED}plosion2013@gmail.com
- {BLOCKED}_p@yahoo.com
- {BLOCKED}ark@live.com
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、スパイウェアパターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、スパイウェア検索を実行してください。「PHP_WEBSHELL.VTJ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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