解析者: Marfel Tiamzon   

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ファイル感染型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 ファイルに感染, リムーバブルドライブを介した感染活動

ウイルスは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

ウイルスは、ホストファイル内の未使用の領域に自身のコードを挿入することにより感染活動を実行します。 ウイルスは、標的とするホストファイルの末尾に自身のコードを追記することにより感染活動を実行します。

ウイルスは、すべてのリムーバブルドライブ内に自身のコピーを作成します。 ウイルスは、ユーザが感染コンピュータ上のドライブへアクセスすると自身のコピーが自動実行するように、"AUTORUN.INF" を作成します。

  詳細

ファイルサイズ 103,936 bytes
タイプ PE
メモリ常駐 はい
発見日 2009年9月19日

侵入方法

ウイルスは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

ファイル感染

ウイルスは、ホストファイル内の未使用の領域に自身のコードを挿入することにより感染活動を実行します。

ウイルスは、標的とするホストファイルの末尾に自身のコードを追記することにより感染活動を実行します。

感染活動

ウイルスは、すべてのリムーバブルドライブ内に自身のコピーを作成します。

ウイルスは、ユーザが感染コンピュータ上のドライブへアクセスすると自身のコピーが自動実行するように、"AUTORUN.INF" を作成します。

上記INFファイルには、以下の文字列が含まれています。

[AutoRun]
open={malware file name}.exe

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「PE_VIRUX.N-3」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 3

「PE_VIRUX.N-3」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは Process Explorer に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 4

「PE_VIRUX.N-3」が作成した AUTORUN.INF を検索し削除します。このファイルには、以下の文字列が含まれています。

[ 詳細 ]
[AutoRun]
open={malware file name}.exe

手順 5

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PE_VIRUX.N-3」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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