解析者: Mar Philip Elaurza   

 別名:

Trojan:Win32/Ramnit.A (Microsoft), a variant of Win32/Ramnit.AM virus (Eset), a variant of Win32/Ramnit.AM virus (Ikarus), W32/Ramnit-BD (Sophos)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    ファイル感染型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 ファイルに感染

ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

ウイルスは、ワーム活動の機能を備えていません。

ウイルスは、バックドア活動の機能を備えていません。

ウイルスは、作成されたファイルを実行します。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ EXE, DLL
メモリ常駐 なし
発見日 2012年11月5日
ペイロード ファイルの作成

侵入方法

ウイルスは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

ファイル感染

これは、トレンドマイクロの製品では、以下 により感染したファイルの検出名です。

  • PE_RAMNIT.{variant}-O

感染活動

ウイルスは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

ウイルスは、バックドア活動の機能を備えていません。

作成活動

ウイルスは、以下のファイルを作成します。

  • {Malware Path}\{random} - detected as PE_RAMNIT.{variant}-O

ウイルスは、作成されたファイルを実行します。

ウイルスが作成する以下のファイルは、「PE_RAMNIT.{variant}-O」として検出されます。

  • {Malware Path}\{random}

その他

ウイルスは、ルートキット機能を備えていません。

ウイルスは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 9.508.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年11月5日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.509.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年11月6日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「PE_RAMNIT.SM」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。(註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている場合は、本手順は行う必要はありません。)

    • PE_RAMNIT.{variant}-O

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PE_RAMNIT.SM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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