解析者: jasperm   

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ファイル感染型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 ファイルに感染

ウイルスは、ダウンロードしたファイルを実行します。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ PE
メモリ常駐 はい
発見日 2010年9月6日
ペイロード ファイルのダウンロード

ファイル感染

これは、トレンドマイクロの製品では、以下 により感染したファイルの検出名です。

  • PE_LICAT.A-O

ダウンロード活動

ウイルスは、以下のWebサイトにアクセスし、ファイルをダウンロードします。

  • http://{pseudorandom alpha characters}.biz/forum/
  • http://{pseudorandom alpha characters}.org/forum/
  • http://{pseudorandom alpha characters}.info/forum/
  • http://{pseudorandom alpha characters}.net/forum/
  • http://{pseudorandom alpha characters}.com/forum/

ウイルスは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • %User Temp%\{random}.TMP

(註:%User Temp%フォルダはWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)

ウイルスは、ダウンロードしたファイルを実行します。

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
VSAPI OPR パターンバージョン 7.519.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2010年10月7日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「PE_LICAT.A」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

    PE_LICAT.A-O

手順 3

「PE_LICAT.A」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「PE_LICAT.A」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 5

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PE_LICAT.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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