解析者: Rika Joi Gregorio   

 別名:

Exploit:JS/Blacole.GB(Microsoft), JS/Exploit-Blacole.gq(McAfee), Exploit.JS.Blacole(Ikarus), JS/Kryptik.AGF trojan(Eset)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

これは、トレンドマイクロの製品では、不正なスクリプトを含むファイルの検出名です。

  詳細

ファイルサイズ 124,812 bytes
タイプ JS
発見日 2013年2月18日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正なファイルをダウンロードして実行します。

  • http://{host site}/d7ae7c8ab583a8dd3617d3d68f09036b/q.php

マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • %User Profile%\{random}.exe

(註:%User Profile% フォルダは、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>"、Windows Vista および 7 の場合、"C:\Users\<ユーザ名>" です。)

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、不正なスクリプトを含むファイルの検出名です。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 9.744.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2013年2月21日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.745.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2013年2月22日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  
  • %User Profile%\{random}.exe

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JS_EXPLOIT.SQ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください