解析者: Byron Jon Gelera   

 別名:

Exploit:Java/CVE-2013-1493 (Microsoft)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントとして利用されます。マルウェアは、Oracle Java Runtime Environment (JRE) コンポーネントの複数の脆弱性を悪用します。これにより、マルウェアは、感染コンピュータ内で任意のコードの実行が可能になります。

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

  詳細

ファイルサイズ 9,694 bytes
タイプ JAR
メモリ常駐 なし
発見日 2012年12月2日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

その他

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントとして利用されます。マルウェアは、以下の脆弱性を悪用します。

  • Oracle Java SE 7 Update 15 およびそれ以前の Java Runtime Environment (JRE) コンポーネント
  • Oracle Java SE 6 Update 41 およびそれ以前の Java Runtime Environment (JRE) コンポーネント
  • Oracle Java SE 5 Update 40 およびそれ以前のJava Runtime Environment (JRE) コンポーネント

これにより、マルウェアは、感染コンピュータ内で任意のコードの実行が可能になります。

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
VSAPI OPR パターンバージョン 12.935.80
VSAPI OPR パターンリリース日 2015年12月3日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_EXPLOIT.SBGW」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 4

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。


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