JAVA_EXPLOIT.SBGW
Exploit:Java/CVE-2013-1493 (Microsoft)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

マルウェアタイプ:
トロイの木馬型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントとして利用されます。マルウェアは、Oracle Java Runtime Environment (JRE) コンポーネントの複数の脆弱性を悪用します。これにより、マルウェアは、感染コンピュータ内で任意のコードの実行が可能になります。
マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。
マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。
詳細
侵入方法
マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。
感染活動
マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。
その他
セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。
マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントとして利用されます。マルウェアは、以下の脆弱性を悪用します。
- Oracle Java SE 7 Update 15 およびそれ以前の Java Runtime Environment (JRE) コンポーネント
- Oracle Java SE 6 Update 41 およびそれ以前の Java Runtime Environment (JRE) コンポーネント
- Oracle Java SE 5 Update 40 およびそれ以前のJava Runtime Environment (JRE) コンポーネント
これにより、マルウェアは、感染コンピュータ内で任意のコードの実行が可能になります。
マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_EXPLOIT.SBGW」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 4
以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。
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