解析者: Nikko Tamana   

 別名:

Exploit:Java/CVE-2013-0422 (Microsoft), Exp/20130422-A (Sophos), Java/MBean.gen!exploit.CVE20130422 (Fortinet), Java.Exploit.CVE-2013-0422.B (Bitdefender)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、特定のWebサイトからファイルをダウンロードし、ファイル名を変更した後、感染コンピュータ内に保存します。 マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。

  詳細

ファイルサイズ 6,002 bytes
タイプ Java Class
発見日 2013年2月6日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のWebサイトからファイルをダウンロードし、ファイル名を変更した後、感染コンピュータ内に保存します。

  • http://{BLOCKED}res.com.br/p.gif

マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • %All Users' Profile%\ph3d3r4.exe

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。

マルウェアは、特定のWebサイトから不正なファイルをダウンロードします。マルウェアがアクセスするWebサイトは、このマルウェアのコンポーネントから取得する以下のパラメータにより決まります。

  • link

その他

マルウェアは、自身のコンポーネントにより供給されるパラメータ "link" によって決定される他のURLにアクセスします。そして、ダウンロードされたファイルは、以下のとおり保存されます。

  • %All Users' Profile%\jupdate.{variable}

「{variable}」は自身のコンポーネントにより供給されるパラメータ "link" によって決定されます。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 9.710.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2013年2月6日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.711.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2013年2月7日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %All Users' Profile%\jupdate.{variable}
  • %All Users' Profile%\ph3d3r4.exe

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_DLOADR.BLQ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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