解析者: Michelle Morales   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    ハッキングツール

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

トレンドマイクロは、このプログラムをNoteworthy(要注意)に分類しました。

プログラムは、2015年1月初旬に確認された“Njw0rm”として知られるマルウェアのソースコードの公開に関連しています。

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 525,312 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2015年1月16日

侵入方法

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

情報漏えい

プログラムは、以下の情報を収集します。

  • IP
  • Computer name
  • Username
  • Operating system
  • Service pack major version
  • Country code

その他

プログラムが収集する情報は、以下のとおりです。

  • IP
  • コンピュータ名
  • ユーザ名
  • オペレーティングシステム(OS)
  • サービスパックのメジャーバージョン
  • 国コード

プログラムは、以下の不正活動を行います。

  • Microsoft .NETのバージョンの確認
  • スクリプトが仮想環境化で実行しているかの確認
  • リムーバブルドライブを確認し、各フォルダにVBSのファイルのコピーを作成
  • フォルダの作成
  • 以下のディレクトリのいずれかにインストーラ(VBSファイル)を作成
    • %User Temp%
    • %Application Data%
    • %User Profile%
    • %ProgramData%

プログラムは以下のユーザインターフェースを備えています。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 1.584.17
初回 VSAPI パターンリリース日 2015年1月16日
VSAPI OPR パターンバージョン 1.585.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2015年1月19日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HKTL_KJWORM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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