BKDR_VB.KFO

マルウェアのファイルの確認および削除：

1. Windows のインストールCDを使用して、コンピュータを再起動します。
2. [セットアップへようこそ] 画面で、修復の R キーを押します。
3. キーボードを選択します。
4. 修復する Windows がインストールされているドライブを選択します（通常は 1 を選択します）。
5. 管理者のパスワードを入力し、Enter キーを押します。管理者パスワードがない場合は、何も入力せずに Enter キーを押します。
6. コマンドプロンプトに、上記で確認した不正プログラムが検出されたフォルダ名を入力します。
7. 以下のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
   DEL ＜上記で確認したマルウェアのパス名およびファイル名＞

   ※DEL と ＜上記で確認したマルウェアのパス名およびファイル名＞ の間に半角スペースを入れてください。

8. 同様の方法で、上記で確認した不正プログラムのファイルをすべて削除してください。
9. コマンドプロンプトに EXIT と入力し、コンピュータを再起動してください。

レジストリエディタおよびタスクマネージャ、フォルダオプション機能の有効：

1. メモ帳などのテキストエディタを開きます。
   [スタート]-[ファイル名を指定 して実行]を選択し、notepad と入力し、[OK]をクリックします。
   ※notepad は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. 以下の文字列をコピーしてください。
   On Error Resume Next Set shl = CreateObject(WScript.Shell) shl.RegDelete HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\DisableRegistryTools shl.RegDelete HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\DisableRegistryTools shl.RegDelete HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\DisableTaskMgr shl.RegDelete HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\DisableTaskMgr shl.RegDelete HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\NofolderOptions shl.RegDelete HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\NofolderOptions
3. C:\RESTORE.VBS のファイル名でこのファイルを保存してください 。
4. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、C:\RESTORE.VBS と入力し、[OK]をクリックします。
5. 確認画面が表示されたら[はい]を選択し、画面を終了してください。

このマルウェアが追加したレジストリキーの削除：

1. 「レジストリエディタ」を起動します。
   [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
   ※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>MediaPlayer>Health
3. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
   {A2C69C93-0DC9-4734-BA8A-3BC0E66B31BE}
4. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>MediaPlayer>Preferences
5. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
   ProxySettings
6. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>MediaPlayer>Preferences>ProxySettings
7. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
   MMS
8. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
   HTTP
9. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
   RTSP
10. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER>software>microsoft>windows>CurrentVersion>Policies
11. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
    system
12. 「レジストリエディタ」を閉じます。

このマルウェアが追加したレジストリ値の削除：

1. 「レジストリエディタ」を起動します。
   [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
   ※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>Windows Media>WMSDK>General
3. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   UniqueID = "{7F1958CC-24A9-4D11-9E12-0D39AB506F98}"
4. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   ComputerName = "BRIAN-F59BCD2C1"
5. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   VolumeSerialNumber = "fbdff95"
6. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>MediaPlayer>Preferences>ProxySettings>MMS
7. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   ProxyStyle = "0"
8. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   ProxyPort = "6db"
9. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   ProxyBypass = "0"
10. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>MediaPlayer>Preferences>ProxySettings>HTTP
11. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    ProxyStyle = "1"
12. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    ProxyPort = "5"
13. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    ProxyBypass = "0"
14. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>MediaPlayer>Preferences>ProxySettings>RTSP
15. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    ProxyStyle = "0"
16. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    ProxyPort = "22a"
17. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    ProxyBypass = "0"
18. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>MediaPlayer>Player>Tasks>NowPlaying
19. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    InitFlags = "1"
20. 「レジストリエディタ」を閉じます。

このマルウェアが変更したレジストリ値の修正：

1. 「レジストリエディタ」を起動します。
   [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
   ※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>Windows Media>WMSDK>Namespace
3. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
   LocalBase = "%Application Data%\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNS.XML"
4. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
   LocalBase = "%System Root%\Documents and Settings\Default User\Local Settings\Application Data\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNS.XML"
5. 再び、右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
   DTDFile = "%Application Data%\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNS.DTD"
6. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
   DTDFile = "%System Root%\Documents and Settings\Default User\Local Settings\Application Data\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNS.DTD"
7. 再び、右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
   LocalDelta = "%Application Data%\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNSD.XML"
8. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
   LocalDelta = "%System Root%\Documents and Settings\Default User\Local Settings\Application Data\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNSD.XML"
9. 再び、右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
   RemoteDelta = "%Application Data%\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNSR.XML"
10. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    RemoteDelta = "%System Root%\Documents and Settings\Default User\Local Settings\Application Data\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNSR.XML"
11. レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Microsoft>Windows NT>CurrentVersion>Winlogon
12. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
    Shell = "explorer.exe %System%\update.exe"
13. [値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
    Shell = "Explorer.exe"
14. レジストリエディタを閉じます。

マルウェアのコンポーネントファイルの削除：

1. [スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。
   註：Windowsのバージョンによって異なります。
2. [ファイル名のすべてまたは一部]に以下を入力してください。
   
   • %User Temp%\Cheat@2012.exe
   • %User Temp%\Agent.exe
   • %User Temp%\~sfx0012F641BF\avrill avigne-what the hell.mp3
   • %User Temp%\~sfx0012F641BF\Cheaters.exe
   • %User Temp%\~sfx0012F641BF\Malam Galau.dll
   • %Application Data%\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNS.XML.bak
   • %Application Data%\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNS.XML.done
   • %Application Data%\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNSD.XML
   • %Application Data%\Microsoft\Windows Media\9.0\WMSDKNS.XML
3. [探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。
4. 検索が終了したら、ファイルを選択し、SHIFT+DELETEを押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。
5. 残りのファイルに対して、このマルウェアのコンポーネントファイルの削除の手順2.）から4.）を繰り返してください。

マルウェアのフォルダの削除：

1. [スタート]-[検索]-[ファイルとフォルダすべて]を選択します。
   註：Windowsのバージョンによって異なります。
2. [ファイル名のすべてまたは一部]に以下を入力してください。
   
   • %System Root%\DOCUME~1
   • %System Root%\DOCUME~1\ADMINI~1
   • %User Profile%\LOCALS~1
   • %User Temp%\~sfx0012F641BF
3. [探す場所]の一覧から[マイコンピュータ]を選択し、[検索]を押します。
4. 検索が終了したら、フォルダを選択し、SHIFT+DELETEを押します。これにより、ファイルが完全に削除されます。
5. 残りのフォルダに対して、このマルウェアのコンポーネントファイルの削除の手順2.）から4.）を繰り返してください。
   • %System Root%\DOCUME~1
   • %System Root%\DOCUME~1\ADMINI~1
   • %User Profile%\LOCALS~1
   • %User Temp%\~sfx0012F641BF