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2018/09/25

サイバー空間の探索行為が再び増加、2018年上半期の脅威動向|警察庁

警察庁は9月20日、2018年(平成30年)上半期におけるサイバー空間の脅威情勢をまとめた資料を公表しました。

警察庁では。24時間体制でリアルタイム検知ネットワークシステムを運用しています。この接続点に設置しているセンサーにおいて、同期間に検知されたアクセス件数は、2223.6件(1日1IPアドレス当たり)でした。2016年下半期以降はやや減少傾向が見られましたが、2018年上半期は増加傾向に戻り、ふたたび高い水準を見せています。

サイバー空間の探索行為がふたたび増加した主な要因としては、探索・攻撃の標的が、IoT機器等へ拡大し多様化が進んだためと、警察庁では考察しています。実際にアクセス先ポートごとに集計したところ、一般に広く利用されているポート(1023以下)へのアクセスは、2017年上半期から減少している一方で、IoT機器等に利用されているポート(1024以上)へのアクセスが増加傾向にあることがわかりました。特に今期は、1024以上のポートへのアクセス件数が、1023以下のポートへのアクセス件数を、大きく上回りました。IoT機器も攻撃ターゲットとなったことで、探索行為数全体が底上げされていると見てよいでしょう。

その他の特徴としては、Miraiボットからのものと見られる「80/TCP」に対するアクセス、Microsoft Windowsの脆弱性を標的とした「445/TCP」に対するアクセスの割合がふたたび増加。仮想通貨ネットワークを標的としたアクセスも確認されました。特異な事例としては、Android TV BOX等の端末に感染して仮想通貨を無断で採掘する不正プログラム「ADB.Miner」によるアクセスが、3月下旬以降、多数観測されています。

サイバー攻撃・サイバー犯罪についても、引き続きさまざまな脅威が登場しており、警察庁では「警察におけるサイバーセキュリティ戦略」に基づく各種取り組みを、推進・継続する方針です。



ポート別に比較したアクセス件数の推移(1日・1IPアドレス当たり、警察庁の公開資料より)

ポート別に比較したアクセス件数の推移(1日・1IPアドレス当たり、警察庁の公開資料より)


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