TSPY_DERUSBI.E
2012年10月9日
別名:
Trojan:WinNT/Derusbi.A (Microsoft)
プラットフォーム:
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
危険度:
感染確認数:
システムへの影響:
情報漏えい:

マルウェアタイプ:
スパイウェア
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
スパイウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。
詳細
ファイルサイズ 10,752 bytes
タイプ SYS
メモリ常駐 はい
発見日 2011年8月26日
侵入方法
スパイウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
- TSPY_DERUSBI.A
その他
スパイウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。
マルウェアは、キー入力操作情報を収集する機能を備えています。
対応方法
対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 8.380.11
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年8月27日
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 3
Windowsをセーフモードで再起動します。
[ 詳細 ]
手順 4
このマルウェアが追加したランダムなサービスキーの削除を削除します。
- 最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。検出したマルウェアのパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。
- 「レジストリエディタ」を起動します。
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
※regedit は半角英数字で入力する必要があります(大文字/小文字は区別されません)。 - [CTRL]+[F]で[検索]ダイアログボックスを表示します。
- 検索ダイアログボックス内に、上記で検出したマルウェアのファイル名を入力し、[次を検索]をクリックします。
(註:ダイアログボックス内のチェックボックスは、[データ]のみがチェックされていることを確認してから[次を検索]をクリックしてください。) - 上記で確認したマルウェアのファイル名が確認できた場合、右パネルに以下のレジストリ値が存在することを確認します。
ImagePath = <上記で確認したマルウェアのパス名およびファイル名>
- このレジストリ値が確認できた場合、左側のパネルで、このレジストリ値が属するサービスキーを検索します。
- 左側のパネルで検索したサービスキー上で右クリックし、[削除]を選択します。
- [レジストリをすべて検索しました]というダイアログボックスが表示されるまで、手順2.)から6.)を繰り返してください。
- レジストリエディタを閉じてください。
手順 5
コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TSPY_DERUSBI.E」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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