TrojanSpy.Win32.EXPLORAT.A
Troj/Steal-BAL(SOPHOS_LITE); Trojan.GenericKD.36261896(BITDEFENDER)
Windows

マルウェアタイプ:
スパイウェア/情報窃取型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
スパイウェアは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるようレジストリ値を追加します。
スパイウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。
詳細
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
プロセスの終了
スパイウェアは、感染コンピュータ上で以下のプロセスが常駐されていることを確認した場合、そのプロセスを終了します。
- ME
情報漏えい
スパイウェアは、以下の情報を収集します。
- Microsoft Internet Account Manager:
- HTTPMail User Name
- POP3 User Name
- POP3 Server
- POP3 Password2
- HTTPMail Password2
- Autocomplete credentials stored in Internet Explorer IntelliForms
- Office Outlook IMAP:
- IMAP Password
- IMAP Server
- Office Outlook POP3:
- POP3 Password
- POP3 Server
- Office Outlook HTTP:
- HTTP Password
- HTTP Server URL
- WindowsLive credentials
- Information stored in files ending with .rdp:
- Full Address
- Username
- Domain
- Password
- System Information:
- Username
- Computer Accounts
- Entry names stored in remote access phone book
その他
スパイウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。
スパイウェアは、以下を実行します。
- Opens system clipboard
- It is capable of establishing connection to a specified socket
- It is capable of monitoring a particular system event using windows hook
対応方法
手順 1
Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TrojanSpy.Win32.EXPLORAT.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください