解析者: Mohammed Malubay   

 別名:

Ransom:Win32/DarkSide.DA(MICROSOFT); a variant of Win32/Filecoder.DarkSide.B trojan(NOD32);

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

身代金要求文書のファイルを作成します。

  詳細

ファイルサイズ 57,856 bytes
タイプ EXE
発見日 2021年5月24日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のプロセスを追加します。

  • {Malware Filepath}\{Malware Filename}.exe -work worker0 job0-{PID of running malicious process}
  • {Malware Filepath}\{Malware Filename}.exe -work worker1 job1-{PID of running malicious process}

他のシステム変更

マルウェアは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\vmvss
DeleteFlag = 1

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\VSS
DeleteFlag = 1

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
.{Random Characters}
(Default) = {Random Characters}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
{Random Characters}\DefaultIcon
(Default) = %All Users Profile%\{Random Characters}.ico

マルウェアは、以下のレジストリ値を変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\vmvss
Start = 4

(註:変更前の上記レジストリ値は、「3」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\VSS
Start = 4

(註:変更前の上記レジストリ値は、「3」となります。)

作成活動

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

  • %All Users Profile%\{Random Characters}.ico

(註:%All Users Profile%フォルダは、ユーザの共通プロファイルフォルダです。Windows 2000(32-bit)、XP、Server 2003(32-bit)の場合、通常 "C:\Documents and Settings\All Users” です。また、Windows Vista、7、8、8.1、2008(64-bit)、2012(64-bit)、10(64-bit)の場合、通常 "C:\ProgramData” です。)

その他

マルウェアは、以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\.{Random Characters}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
.{Random Characters}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
{Random Characters}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
{Random Characters}\DefaultIcon

マルウェアは、以下のサービスを追加し、実行します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\.{Random Characters}
Type = 16

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\.{Random Characters}
Start = 3

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\.{Random Characters}
ErrorControl = 0

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\.{Random Characters}
ImagePath = "{Malware Filepath}\{Malware Filename}.exe"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\.{Random Characters}
DisplayName = .{Random Characters}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\.{Random Characters}
ObjectName = LocalSystem

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\.{Random Characters}
DeleteFlag = 1

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\.{Random Characters}
Start = 4

ランサムウェアの不正活動

マルウェアは、暗号化されたファイルのファイル名に以下の拡張子を追加します。

  • .{Random Characters}

マルウェアが作成する以下のファイルは、脅迫状です。

  • {Encrypted Directory}\README.{Random Characters}.TXT

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 16.668.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2021年4月20日
VSAPI OPR パターンバージョン 16.669.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2021年4月21日

手順 1

トレンドマイクロの機械学習型検索は、マルウェアの存在を示す兆候が確認された時点で検出し、マルウェアが実行される前にブロックします。機械学習型検索が有効になっている場合、弊社のウイルス対策製品はこのマルウェアを以下の機械学習型検出名として検出します。

  • Troj.Win32.TRX.XXPE50FFF044

手順 2

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 3

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 4

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 5

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\.{Random Characters}
    • Type = 16
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\.{Random Characters}
    • Start = 3
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\.{Random Characters}
    • ErrorControl = 0
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\.{Random Characters}
    • ImagePath = "{Malware Filepath}\{Malware Filename}.exe"
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\.{Random Characters}
    • DisplayName = .{Random Characters}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\.{Random Characters}
    • ObjectName = LocalSystem
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\.{Random Characters}
    • DeleteFlag = 1
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\.{Random Characters}
    • Start = 4
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\vmvss
    • DeleteFlag = 1
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\VSS
    • DeleteFlag = 1
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\.{Random Characters}
    • (Default) = {Random Characters}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\{Random Characters}\DefaultIcon
    • (Default) = %All Users Profile%\{Random Characters}.ico

手順 6

このレジストリキーを削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\.{Random Characters}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\.{Random Characters}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\{Random Characters}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\{Random Characters}\DefaultIcon

手順 7

変更されたレジストリ値を修正します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
事前に意図的に対象の設定を変更していた場合は、意図するオリジナルの設定に戻してください。変更する値が分からない場合は、システム管理者にお尋ねいただき、レジストリの編集はお客様の責任として行なって頂くようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\VSS
    • Start = 4
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\vmvss
    • Start = 4

手順 8

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %All Users Profile%\{Random Characters}.ico
  • {Encrypted Directory}\README.{Random Characters}.TXT

手順 9

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「Ransom.Win32.DARSKIDE.YXBDT」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 10

暗号化されたファイルをバックアップから復元します。


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