Mal/PerlBot-A (Sophos), Backdoor.Perl.Shellbot.F (F-Secure), Perl:Shellbot-O [Trj] (Avast)
Windows, UNIX, Linux
トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。
マルウェアは、2014年9月に発生したオープンソースプログラム「bash」に存在する脆弱性を利用したエクスプロイトによる攻撃に関連しています。
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、IRCチャンネルに参加します。
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
バックドア活動
マルウェアは、以下のいずれかのIRCサーバに接続します。
マルウェアは、以下のいずれかのIRCチャンネルに参加します。
マルウェアは、リモートでInternet Relay Chat (IRC)サーバにアクセスし、不正リモートユーザから以下のコマンドを受信します。
その他
マルウェアが不正リモートユーザから受信するコマンドは、以下のとおりです。
コマンドラインパラメータが存在する場合、マルウェアは、"{BLOCKED}i.bot.nu:5190"の代わりにIRCサーバとして最初のものをを利用します。
マルウェアは、以下からランダムなニックネームを選択します。
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PERL_SHELLBOT.WZ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。