解析者: Erika Mendoza   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    ファイル感染型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 リムーバブルドライブを介した感染活動, ファイルに感染

ウイルスは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるようレジストリ値を変更します。

ウイルスは、標的とするホストファイルに自身のコードを追記することにより感染活動を実行します。

ウイルスは、すべてのリムーバブルドライブ内に自身のコピーを作成します。 ウイルスは、ユーザが感染コンピュータ上のドライブへアクセスすると自身のコピーが自動実行するように、"AUTORUN.INF" を作成します。

  詳細

ファイルサイズ 60,416 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2011年4月14日

インストール

ウイルスは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

    自動実行方法

    ウイルスは、以下のファイルを作成します。

    • %Program Files%\INTERNET EXPLORER\dmlconf.dat - non-malicious component
    • %Program Files%\Microsoft\DesktopLayer.exe - copy of itself

    (註:%Program Files%は、標準設定では "C:\Program Files" です。)

    ウイルスは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を変更します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
    Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
    Userinit = %system%\userinit.exe,,%Program Files%\microsoft\desktoplayer.exe

    (註:変更前の上記レジストリ値は、「%system%\userinit.exe,」となります。)

    ファイル感染

    ウイルスは、以下の形式のファイルに感染します。

    • dll
    • exe
    • HTML

    ウイルスは、標的とするホストファイルに自身のコードを追記することにより感染活動を実行します。

    感染活動

    ウイルスは、すべてのリムーバブルドライブ内に以下のフォルダを作成します。

    • RECYCLER

    ウイルスは、すべてのリムーバブルドライブ内に自身のコピーを作成します。

    ウイルスは、ユーザが感染コンピュータ上のドライブへアクセスすると自身のコピーが自動実行するように、"AUTORUN.INF" を作成します。

    ウイルスは、既存の AUTORUN.INF に以下の文字列を追加して、このINFファイルの内容を変更します。これにより、作成した自身のコピーが自動実行されます。

    • [autorun]
    • action=Open
    • icon=%WinDir%\system32\shell32.dll,4
    • shellexecute=.\RECYCLER\S-6-7-58-6558245640-1513147020-264120182-3823\{random}.exe
    • shell\explore\command=.\RECYCLER\S-6-7-58-6558245640-1513147020-264120182-3823\{random}.exe
    • USEAUTOPLAY=1
    • shell\Open\command=.\RECYCLER\S-6-7-58-6558245640-1513147020-264120182-3823\{random}.exe

      対応方法

    対応検索エンジン: 8.900

    手順 1

    Windows ME および XPユーザは、パソコンから不正プログラムもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

    手順 2

    Windowsをセーフモードで再起動します。

    [ 詳細 ]

    手順 3

    変更されたレジストリ値を修正します。

    [ 詳細 ]

    警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
    レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
    レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

    • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
      • From: Userinit=%System%\userinit.exe,,%Program Files%\microsoft\desktoplayer.exe
        To: %System%\userinit.exe

    手順 4

    以下のファイルを検索し削除します。

    [ 詳細 ]
    コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。 %Program Files%\INTERNET EXPLORER\dmlconf.dat

    手順 5

    「PE_RAMNIT.H-O」が作成した AUTORUN.INF を検索し削除します。このファイルには、以下の文字列が含まれています。

    [ 詳細 ]
    [autorun]
    action=Open
    icon=%WinDir%\system32\shell32.dll,4
    shellexecute=.\RECYCLER\S-6-7-58-6558245640-1513147020-264120182-3823\{random}.exe
    shell\explore\command=.\RECYCLER\S-6-7-58-6558245640-1513147020-264120182-3823\{random}.exe
    USEAUTOPLAY=1
    shell\Open\command=.\RECYCLER\S-6-7-58-6558245640-1513147020-264120182-3823\{random}.exe

    手順 6

    以下のフォルダを検索し削除します。

    [ 詳細 ]
    フォルダが隠しフォルダ属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。 {ramovable drive}\RECYCLER

    手順 7

    最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「PE_RAMNIT.H-O」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。ただし、念のため、隔離されたファイルを削除してください。詳しくは、こちらをご確認下さい。

    手順 8

    最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PE_RAMNIT.H-O」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。ただし、念のため、隔離されたファイルを削除してください。詳しくは、こちらをご確認下さい。


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