解析者: Christopher Daniel So   

 プラットフォーム:

Windows 98, ME, NT, 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、リモートサイトから他のマルウェアまたはグレイウェアにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、作成されたファイルを実行します。

  詳細

ファイルサイズ 4,171 bytes
タイプ LNK
メモリ常駐 なし
発見日 2010年7月16日

侵入方法

マルウェアは、リモートサイトから以下のマルウェアまたはグレイウェアにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

  • WORM_STUXNET.A

作成活動

マルウェアは、作成されたファイルを実行します。

その他

このマルウェアのコードから、マルウェアは、以下の機能を備えています。

  • Executes the file \\.\STORAGE#RemovableMedia#\{system ID}\{random characters}.tmp
  • Exploits a vulnerablity in Windows Shell that could allow arbitrary commands to be executed

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

  • Vulnerability in Windows Shell Could Allow Remote Code Execution (2286198)

  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
VSAPI OPR パターンバージョン 7.313.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2010年7月15日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「LNK_STUXNET.A」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「LNK_STUXNET.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 4

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。 Vulnerability in Windows Shell Could Allow Remote Code Execution (2286198)

Note: To identify STUXNET-infected systems within a network, administrators can use Trend Micro's special STUXNET Scanner Tool. For more details, download and extract the package and refer to the tool's incorporated text file.


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