Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)
トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。
マルウェアは、「HTML_BLOCKER.K」として検出される不正なスクリプトをダウンロードします。この不正な不クリプトは、動画へのリンク付きの Facebook のメッセージを送信するために利用されます。
マルウェアは、リモートサイトから他の不正プログラムにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。
侵入方法
マルウェアは、以下のリモートサイトからダウンロードされコンピュータに侵入します。
マルウェアは、リモートサイトから以下の不正プログラムによりダウンロードされ、コンピュータに侵入します。
ダウンロード活動
マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正なファイルをダウンロードして実行します。
マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスして自身の環境設定ファイルをダウンロードします。
情報漏えい
環境設定ファイルは、以下の情報を含んでいます。
その他
マルウェアが以下のWebサイトにアクセスし、ダウンロードして実行する不正なファイルは、「HTML_BLOCKER.K」として検出されます。
環境設定ファイルは、以下の情報を含んでいます。
マルウェアは、"Google Chrome"が以下のURLにアクセスするのを妨害します。
また、マルウェアは、以下の文字列を含むタグを閉じ、"Google Chrome"が拡張機能のページにアクセスすることを妨害します。
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
「JS_BLOCKER.J」 を作成またはダウンロードする不正なファイルを削除します。
手順 3
「JS_BLOCKER.J」 が作成またはダウンロードした不正なファイルを削除します。
手順 4
起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。
手順 5
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JS_BLOCKER.J」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。