HKTL_COINMINE.GG
2017年9月11日
別名:
a variant of Linux/BitCoinMiner.L potentially unsafe (ESET-NOD32); not-a-virus:HEUR:RiskTool.Linux.BitCoinMiner.g (Kaspersky)
プラットフォーム:
Linux
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:

マルウェアタイプ:
ハッキングツール
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
感染経路 他のマルウェアからの作成
プログラムは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
ファイルサイズ 2,946,936 bytes
タイプ ELF
メモリ常駐 なし
発見日 2017年9月7日
侵入方法
プログラムは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。
プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
プログラムは、以下のパラメータを受け取ります。
- -a, --algo=ALGO->利用するアルゴリズムを決定する
- axiom-> Shabal-256 MemoHash
- blake-> Blake-256 14-rounds (SFR)
- blakecoin->Blake-256 single sha256 merkle
- blake2s-> Blake2-S (256)
- bmw-> BMW 256
- c11/flax-> C11
- cryptolight Cryptonight-light
- cryptonight Monero
- decred->Blake-256 14-rounds 180 bytes
- dmd-gr->Diamond-Groestl
- drop-> Dropcoin
- fresh-> Fresh
- groestl-> GroestlCoin
- heavy-> Heavy
- keccak->Keccak
- luffa-> Luffa
- lyra2re-> Lyra2RE
- lyra2rev2->Lyra2REv2 (Vertcoin)
- myr-gr->Myriad-Groestl
- neoscrypt->NeoScrypt(128, 2, 1)
- nist5-> Nist5
- pluck-> Pluck:128 (Supcoin)
- pentablake Pentablake
- quark-> Quark
- qubit-> Qubit
- scrypt->scrypt(1024, 1, 1) (default)
- scrypt:N-> scrypt(N, 1, 1)
- scrypt-jane:N (with N factor from 4 to 30)
- shavite3-> Shavite3
- sha256d-> SHA-256d
- sia-> Blake2-B
- sib-> X11 + gost (SibCoin)
- skein-> Skein+Sha (Skeincoin)
- skein2->Double Skein (Woodcoin)
- s3->S3
- timetravel Timetravel (Machinecoin)
- vanilla-> Blake-256 8-rounds
- x11evo->Permuted x11
- x11-> X11
- x13-> X13
- x14-> X14
- x15-> X15
- x17-> X17
- xevan-> Xevan (BitSend)
- yescrypt-> Yescrypt
- zr5-> ZR5
- -o, --url=URL->マイニングサーバのURL
- -O, --userpass=U:P->マイニングサーバ用のユーザ名とパスワードのペア
- -u, --user=USERNAME->マイニングサーバ用のユーザ名
- -p, --pass=PASSWORD->マイニングサーバ用のパスワード
- --cert=FILE->SSLを利用したマイニングサーバの認証
- -x, --proxy=[PROTOCOL://]HOST[:PORT] ->プロキシを介して接続
- -t, --threads=N->マイナーのスレッドの数 (デフォルト設定: プロセッサの数)
- -r, --retries=N->ネットワークの呼び出しが失敗した場合、リトライを行なう回数 (デフォルト設定:無制限)
- -R, --retry-pause=N->リトライ間の中断時間 (デフォルト設定:30秒)
- --time-limit=N->プログラムを終了する前の採掘の最大時間
- -T, --timeout=N->長時間のポーリングおよび Stratum(階層)のタイムアウト(デフォルト設定:300秒)
- -s, --scantime=N-> 長時間のポーリングが不可能である場合、現在スキャン中の手続きに要する上限時間 (デフォルト設定: 5秒)
- --randomize->重複を減らすためにスキャン範囲をランダム化
- -f, --diff-factor-> この係数で要求された採掘難易度を割る (標準は1.0)
- -m, --diff-multiplier-> この係数で採掘難易度を掛ける (標準は1.0)
- -n, --nfactor-> neoscrypt N-Factor
- --coinbase-addr=ADDR-> 単独での採掘の場合の支払い先
- --coinbase-sig=TEXT-> 可能な時にコインベースに入れるためのデータ
- --max-log-rate->1コアあたりの採掘速度を制限する (デフォルト設定:5秒)
- --no-longpoll->長時間のポーリングサポートの無効化
- --no-getwork->getworkサポートの無効化
- --no-gbt-> getblocktemplateサポートの無効化
- --no-stratum->X-Stratumサポートの無効化
- --no-extranonce-> Stratum extranonceサポートの無効化
- --no-redirect->マイニングサーバーのURL変更のリクエストを無視
- -q, --quiet ->スレッド毎のhashmeterの出力を無効化
- --no-color-> 色付き出力の無効化
- -D, --debug->デバッグ出力の有効化
- -P, --protocol-dump -> プロトコルレベルの活動の詳細なダンプ
- --hide-diff->提出されたブロックと正味の採掘難易度を隠す
- -S, --syslog-> 出力メッセージにシステムログを使用する
- -B, --background->バックグラウンドでマイナーを実行する
- --benchmark->オフラインのベンチマーキングモードで実行
- --cputest-> CPUアルゴリズムからハッシュ値をデバッグ
- --cpu-affinity->CPUコアにプロセス親和性を設定し、cores 0と1に mask 0x3を設定
- --cpu-priority->プロセス優先度を設定 (デフォルト設定:0 アイドル, 2 ノーマルから5 最高まで)
- -b, --api-bind->マイナーAPIのIPおよびポート (デフォルト設定:127.0.0.1:4048)
- --api-remote->リモートコントロールの許可
- --max-temp=N->CPU温度が指定値以下だった場合のみマイニングを実行 (Linux)
- --max-rate=N[KMG]->正味の採掘速度が指定値以下だった場合のみマイニングを実行
- --max-diff=N-> 正味の採掘難易度が指定値以下だった場合のみマイニングを実行
- -c, --config=FILE->JSONフォーマットの環境設定ファイルを読み込む
- -V, --version-> バージョン情報の表示および終了
- -h, --help->ヘルプの表示および終了
プログラムは、他のマルウェアにバンドルされている可能性があり、他のコンピュータへの送信および感染コンピュータを利用してビットコインのマイニングを行います。
感染コンピュータは大量のCPUパワーを消費し、より電力を必要とします。これにより、より高額な電気代が請求される可能性があります。
対応方法
対応検索エンジン: 9.850
SSAPI パターンバージョン: 1.873.00
SSAPI パターンリリース日: 2017年9月14日
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HKTL_COINMINE.GG」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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