解析者: Thea Patrice Tajonera   
 更新者 : Bren Matthew Ebriega

 別名:

Generic.PrintSpoofer.1.B5E261D6 (BITDEFENDER); W64/Agent.X!tr (FORTINET)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    ハッキングツール

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 27,136 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2023年3月6日
ペイロード メッセージボックスの表示

侵入方法

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

プログラムは、以下を実行します。

  • It requires to be run under a user with SeImpersonatePrivilege.
  • This hacktool displays the following screen for instructions:

マルウェアは、以下のパラメータを受け取ります。

  • -c {Command} → Execute {Command}
  • -i → Enable Interactive {Command}
  • -d {Session ID} → Execute {Command} in specified {Session ID}
  • -h → Show Help

<補足>
その他

プログラムは、以下を実行します。

  • プログラムは、SeImpersonatePrivilegeを持つユーザによって実行される必要があります。
  • プログラムは、使用説明を示す以下の画面を表示します。

プログラムは、以下のパラメータを受け取ります。

  • -c {コマンド} → {コマンド}の実行
  • -i → 対話型{コマンド}の有効化
  • -d {セッションID} → {セッションID}で指定された{コマンド}の実行
  • -h → Helpの表示

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
SSAPI パターンバージョン: 2.605.00
SSAPI パターンリリース日: 2023年3月16日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HackTool.Win64.PrintSpoofer.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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