解析者: Wilbert Luy   

 別名:

HEUR:Backdoor.Linux.Gafgyt.a (Kaspersky), Trojan:Script/Oneeva.A!ml (Microsoft)

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    なし

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。

  詳細

ファイルサイズ 128,317 bytes
タイプ ELF
メモリ常駐 はい
発見日 2019年8月8日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • TELNETSCANNER - SCANS and INFECT devices with weak credentials
  • FLOAD - TELNETSCANNER flood
  • UPDATE - download updated binary from C&C
  • HTTP - HTTP flood
  • CLOUDFLATE - HTTP flood with CLOUDFLARE protection bypass
  • DOMINATE - HTTP flood with DGA
  • CNC - set CNC
  • HOLD - STOP current flood
  • JUNK - SEND random strings
  • UDP - UDP flood
  • XMAS - XMAS flood
  • TCP - TCP flood
  • STD - STD flood
  • STOMP - STD, TCP and DOMINATE command
  • STOP - STOP bot

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正リモートユーザからのコマンドを送受信します。

  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.195.33:42516

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 15.288.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2019年8月9日
VSAPI OPR パターンバージョン 15.289.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2019年8月10日

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.Linux.BASHLITE.WL」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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