解析者: Carl Maverick Pascual   
 更新者 : Maureen Reyes

 別名:

Trojan.Win32.Fsysna.ezky (Kaspersky) ; Trojan:Win32/Tiggre!rfn (Microsoft)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 201,776 bytes
タイプ EXE
発見日 2019年1月26日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のファイルを作成し実行します。

  • %Temp%\ttt.exe -> modified copy of itself. Detected as Trojan.Win32.INFOSTEAL.ADS
  • %System%\wmiex.exe -> modified copy of itself. Detected as Trojan.Win32.INFOSTEAL.ADS
  • %System%\drivers\taskmgr.exe -> detected as Coinminer.Win32.MALXMR.ADS

マルウェアは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %System%\drivers\svchost.exe
  • %System%\svhost.exe

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

マルウェアは、以下のプロセスを追加します。

  • netsh firewall add portopening tcp 65532 UDP
  • netsh firewall add portopening tcp 65531 UDP2
  • netsh firewall add portopening tcp 65533 ShareService
  • netsh interface portproxy add v4tov4 listenport=65532 connectaddress=1.1.1.1 connectport=53
  • netsh interface portproxy add v4tov4 listenport=65531 connectaddress=1.1.1.1 connectport=53

マルウェアは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。

  • AHDPQOE987aaapb7
  • it is holy shit

自動実行方法

マルウェアは、自身のコピーがWindows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
Ddriver = %System%\drivers\svchost.exe

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Run
WebServers = %System%\wmiex.exe

マルウェアは、以下のサービスを追加し、実行します。

  • Ddriver:
    • Description: Provides abilitiy to share TCP ports over the net.tcp protocol {Date of Installation}
    • Path: %System%\drivers\svchost.exe
  • WebServers:
    • Description: forwards it to Provide HTTP Servers.
    • Path: %System%\wmiex.exe

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

他のシステム変更

マルウェアは、以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\Ddriver

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\WebServers

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\PortProxy\v4tov4

マルウェアは、インストールの過程で、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\WebServers
ImagePath = %System%\wmiex.exe

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\WebServers
DisplayName = WebServers

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\Ddriver
DisplayName = Ddriver

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\Ddriver
ImagePath = %System%\drivers\svchost.exe

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\PortProxy\v4tov4\
tcp
*/65532 = 1.1.1.1/53

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\
services\PortProxy\v4tov4\
tcp
*/65531 = 1.1.1.1/53

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、ファイルをダウンロードします。

  • http://ii.{BLOCKED}.net/u.png?{Stolen Info}
  • http://p.{BLOCKED}.com/im.png?{Stolen Info}
  • http://i.{BLOCKED}.net/i.png?{Stolen Info}
  • http://o.{BLOCKED}.com/i.png?{Stolen Info}
  • http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.107.97/h.bat?{Stolen Info}
  • http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.107.97/xmrig-32_1.mlz?{Stolen Info}
  • http://dl.{BLOCKED}.net/ins2.exez?{Stolen Info}

マルウェアは、以下のファイル名でダウンロードしたファイルを保存します。

  • %Temp%\h.bat -> cointains flushdns command
  • %Temp%\svchost.exe -> Trojan.WIn32.MIMIKATZ.ADU
  • %Temp%\svchost.mlz -> encrypted file read by taskmgr.exe for its coinminingroutine

情報漏えい

マルウェアは、以下の情報を収集します。

  • Computer Name
  • GUID
  • MAC Address
  • User Name
  • Version
  • Operating System
  • AV Products
  • OS Architecture = 32/64 bit
  • CPU
  • Video Card

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 14.774.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2019年1月26日
VSAPI OPR パターンバージョン 14.775.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2019年1月27日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

スケジュールされたタスクを削除する

タスク削除の手順に含まれる{タスク名} - {実行するタスク}には以下が当てはまります。

  • Ddrivers="cmd /c %System%\drivers\svchost.exe"
  • WebServers="cmd /c %System%\wmiex.exe"

Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003の場合:

  1. [スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[スケジュールされたタスク]をクリックして、スケジュールされたタスクを開きます。
  2. 上記の{タスク名} を、[名前]の欄に入力します。
  3. 入力した{タスク名} 持つファイルを右クリックします。
  4. [プロパティ]をクリックします。 [実行]フィールドで、表示されている{実行するタスク}を確認します。
  5. 上記の{実行するタスク}と文字列が一致するタスクを削除します。

Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008、Windows 8、Windows 8.1、およびWindows Server 2012の場合:

  1. Windowsタスクスケジューラを開きます。
    • Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008の場合、[スタート]をクリックし、[検索]フィールドに「taskchd.msc」と入力してEnterキーを押します。
    • Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012の場合、画面の左下隅を右クリックし、[実行]をクリックし、「taskchd.msc」と入力してEnterキーを押します。
  2. 左側のパネルで、[タスクスケジューラライブラリ]をクリックします。
  3. 中央上部のパネルで、上記の{タスク名}を[名前]の欄に入力します。
  4. 中央下部のパネルで、[アクション]タブをクリックします。 [詳細]の欄で、{実行するタスク}を確認します。
  5. 文字列が一致するタスクを削除します。

手順 5

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • Ddriver = %System%\drivers\svchost.exe
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    • WebServers = %System%\wmiex.exe
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\PortProxy\v4tov4\tcp
    • */65532 = 1.1.1.1/53
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\PortProxy\v4tov4\tcp
    • */65531 = 1.1.1.1/53

手順 6

このレジストリキーを削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\Ddriver
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\services\WebServers

手順 7

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  
  • %Temp%\ttt.exe
  • %System%\wmiex.exe
  • %System%\drivers\taskmgr.exe
  • %System%\drivers\svchost.exe
  • %System%\svhost.exe
  • %Temp%\h.bat
  • %Temp%\svchost.exe
  • %Temp%\svchost.mlz

手順 8

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「Trojan.Win32.INFOSTEAL.ADS」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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