Trend Micro DIRECTION 2017年11月17日

製造業の工場システム担当者が知っておくべき最新の工場セキュリティ動向

WannaCryが残した教訓。工場セキュリティは異常の早期発見と迅速復旧を

「工場にはセキュリティ事故の発生を前提とした取り組みが急務だ」 - 2017年11月17日に都内で開催したTrend Micro DIRECTION 東京で、プロダクトマーケティングマネージャー 上田 勇貴が講演を行った。
WannaCryにより、国内外の工場が操業停止に至った事案を挙げ、脆弱性問題が残り続ける工場においてIoT導入に伴うオープン化が進行することで、今後同様のセキュリティリスクが益々高まることについて警鐘を鳴らした。

トレンドマイクロ プロダクトマーケティングマネージャー上田 勇貴

2017年5月に拡散したワーム型ランサムウェア「WannaCry」は各種システムを機能不全に陥らせたと多数報道されたが、以降も同一の攻撃手法を用いるPetya亜種をはじめとした不正プログラムの登場や、ネットワーク上の感染活動は終息しておらず、一過性のインシデントではないと上田は言う。

環境特性による制約から未然防止策の導入が困難な既存設備の場合、サイバー攻撃を受けた際の被害を最小化するために、異常の早期検知と迅速な復旧が必要と説いた。また、新規設備の場合は未然防止策を導入することで、安全性と可用性を両立する設備を構築することができるという。WannaCryのような脆弱性攻撃を行う不正プログラムの感染・侵入を防ぎ拡大を抑えるには、ネットワーク側で脆弱性攻撃を防ぐ対策製品が有効であり、更新プログラムの適用が困難な工場や適用までに時間を要する工場において、特に効果を発揮するという。

また、本イベントの展示会場では、工場で実際に利用される機器によって構築されたFAシステムを使い、USBメモリによるウイルス感染によるシステム停止やハッキングによる現場作業の妨害と、その対策ソリューションのデモを実施した。

デモの概要は動画でご覧ください。

 

工場セキュリティに関する詳しい情報は
ホワイトペーパーをご覧ください。

工場視点でみたランサムウェアの脅威と対策

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記事公開日 : 2017.12.12
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