開催決定!サイバーセキュリティカンファレンス「Trend World Tour 25」~8.1東京、8.29大阪開催~
当社主催のサイバーセキュリティカンファレンス、「Trend World Tour 25」。8月1日東京、8月29日大阪で開催される本イベントの見どころをご紹介します。

Trend World Tour 25 - Proactive Security Starts Here - とは?
「Trend World Tour 25 - Proactive Security Starts Here -」は、世界50か国以上、90以上の都市で開催されるトレンドマイクロ主催のサイバーセキュリティカンファレンスです。
変化が激しく、先が見通しづらく、高度化する脅威に満ちたこの世界で、サイバーセキュリティ対策はどのような方向に舵を切っていけばよいのか。どのようなツール、ソリューション、そしてマインドセットが必要なのか。ご来場者それぞれにその解答を持ち帰っていただけるよう、多彩な切り口から情報をお届けします。知見豊かなゲストスピーカーとともにお送りする基調講演、課題別のブレイクアウトセッション、展示エリアなど、見どころ満載です。
■開催概要
■ イベント名称 | Trend World Tour 25 - Proactive Security Starts Here - | |
■ 会期および会場 | 東京会場 | 2025年8月1日(金)13:00~17:30(12:00開場・受付開始予定) ザ・プリンスパークタワー東京(東京都港区芝公園4-8-1) |
大阪会場 | 2025年8月29日(金)13:00~18:20(12:00開場・受付開始予定) ヒルトン大阪(大阪府大阪市北区梅田1-8-8) |
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■ 基調講演・セッション内容 | 特設サイトにて順次紹介。上記バナーからアクセスしてください。 | |
■ 参加方法 | 事前登録制(無料)。特設サイトで「参加登録」ボタンから登録フォームに進んでください。 | |
■ 主催 | トレンドマイクロ株式会社 |

昨年の当カンファレンスでは「2024 Risk to Resilience World Tour Japan ~"AI × セキュリティ" が進む先~」と銘打ち、東京会場では900人超、大阪会場では400人超のご来場者を迎え、AI時代のサイバーセキュリティコントロールについて考察を深めました。
「生成AIのためのセキュリティ」として、プロンプトインジェクションやデータ漏洩などの生成AIならではの脅威を解説し、一方では「セキュリティのためのAI」として、複雑化するサイバーセキュリティ対策へのAI技術の活用方法を紐解きました。
また、当社製品を使用している企業からの導入事例の共有や、当社のインシデントレスポンスの専門家が語るインシデントからの復旧時のポイント、インシデント後のセキュリティ対策強化の具体例など、実地に即したセッションも大変好評をいただきました。
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・2024 Risk to Resilience World Tour Japanを一気に振り返る


写真:2024年開催時のブレイクアウトセッションの様子
さて本年は、「Proactive Security Starts Here」というテーマのもと、何が明らかにされるのでしょうか?次に紹介していきましょう。
基調講演:セキュリティをプロアクティブに
注目すべき基調講演に、トレンドマイクロは次のタイトルを掲げます。
「サイバーリスクの最小化を目指す、プロアクティブセキュリティ、始動。」
サイバーセキュリティでは長らく、リアクティブな対策に焦点が当てられてきました。つまり、いつ攻撃されるかもしれないという仮定に立ち、いざ攻撃に遭った際にできるだけ早く対処できるように対策を講じておく。たとえば、EDR(Endpoint Detection and Response)やNDR(Network Detection and Response)などのソリューションを検討したり導入したりする。こうした対策に多くの時間が費やされてきたのです。実際、これらは非常に有用で、万が一の有事におけるリアクティブな対応において効力を発揮します。
しかし、リアクティブな対策だけでよいのでしょうか?昨今AIの登場によりサイバー攻撃が高度化しているうえに、AI環境そのものも新たなアタックサーフェスになってきています。攻撃者の後手に回っていたのでは限界があります。攻撃を受けた際の対策だけではなく、攻撃者の先回りをして、そもそも攻撃を受けにくくするような対策や、仮に攻撃を受けても被害をできるだけ抑えるような対策はないのでしょうか?そのためには何が必要でしょうか?それには果たして、どのようなビジネス上のメリットがあるのでしょうか?
講演では、当社取締役副社長、大三川 彰彦(おおみかわ・あきひこ)が口火を切り、プロアクティブセキュリティのビジネスにおける必要性を説きます。

続いて、次の2人の専門家をゲストスピーカーとしてお招きしています。
東京会場では、経済産業省 大臣官房審議官 商務情報政策局担当 奥家 敏和(おくや・としかず)氏(仮)※、大阪会場では、同省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課長 武尾 伸隆(たけお・のぶたか)氏(仮)※に登壇いただき、組織の事業活動に影響を及ぼす経営課題としてのサイバー攻撃の現状と、経済産業省のサイバーセキュリティ政策について講演いただく予定です。
※当日、登壇者が変更になる可能性があります。
そして、日本電信電話株式会社 グループCISO 横浜 信一(よこはま・しんいち)氏には、CISOの立場からの経験を交えながら、プロアクティブ・サイバーセキュリティに求められる取り組みについての考察をお話しいただきます。
こうした専門家の方々の知見からも、プロアクティブセキュリティのビジネスにおける必要性と、その実現のために必要なことはなにかを、体感いただけることでしょう。
最後に、プラットフォームイネーブルメント部部長、福田 俊介(ふくだ・しゅんすけ)が、当社のエンタープライズサイバーセキュリティプラットフォーム「Trend Vision One™ 」の「Cyber Risk Exposure Management」により、組織の環境におけるアタックサーフェスの可視化、対処すべき脆弱性の優先順位付け、リスク軽減を支援することで攻撃者の先手を打ち、プロアクティブなサイバーセキュリティが実現できることを示します。
ブレイクアウトセッション紹介
ブレイクアウトセッションでは多彩なコンテンツを用意しています。主なテーマ別に紹介しましょう。
■プロアクティブセキュリティを知る
基調講演で触れたプロアクティブセキュリティを実現し、セキュリティ部門の運用にかかる負担を軽減する「Cyber Risk Exposure Management」(CREM)について、一歩踏み込んで詳説します。
また他のセッションでは、実際にCREMを使用している企業のセキュリティ担当の方々に登壇いただき、運用事例を紹介いただく予定です。ぜひ、自組織への導入の参考にしてください。登壇者が決定次第、順次本記事を更新していきます。
<参考記事>
・CTEM(Continuous Threat Exposure Management)とは?
■AI/クラウド環境のセキュリティを知る
AIを悪用したサイバー攻撃にはどのようなものがあるのか。AIのビジネス活用にはどのようなリスクがあるのか。そして、そのようなAI環境向けにはどのようなセキュリティソリューションがあるのか。最新のAIセキュリティの動向を解説します。
また、外部の有識者をお招きしてAIやクラウド環境のセキュリティを考えるうえで役立つセッションもご用意する予定です。
<参考記事>
・AIセキュリティとは何か?(前編)~AIのセキュリティリスクとその対策を考える~
・AIセキュリティとは何か?(後編)~Security for AIとAI for Security~
■セキュリティのトレンドを知る
SOC効率化のカギはSIEMからXDRへ~トレンドマイクロのXDR、MDR、インシデントレスポンスの使いどころ~
XDRとSIEMの違いをおさらいしたうえで、多様なセキュリティレイヤ―から情報収集してシステム全体を俯瞰的に分析できるXDRの有効性を解説します。Trend Vision OneのXDRや、マネージドサービスであるTrend Service Oneもご紹介。運用の負荷削減や効率化をめざしましょう。
<参考記事>
・SIEM(Security Information and Event Management)とは
・EPP・EDR・XDRの違いを理解する ~サイバーセキュリティの原点回帰~
セキュリティ管理者の課題から紐解く、トレンドマイクロのプラットフォーム戦略の価値
拡大するアタックサーフェス、サイロ化するセキュリティ製品、増大する運用負荷…。そんな現状を、セキュリティプラットフォームで解決しましょう。その有効性やメリットをお教えします。
<参考記事>
・進化を続けるパナソニックグループのサイバーリスクコントロール戦略とは~ベストオブブリードからセキュリティプラットフォームへのシフトを推進~(昨年の当カンファレンス基調講演の一部)
・トレンドマイクロ、新たなサイバーセキュリティの時代に向けた新戦略を発表


写真:2024年開催時の展示エリア。当社がパートナーシップを締結しているNEOMマクラーレンフォーミュラEチームに着想を得た「ピットイン・ラウンジ」と命名。
ブレイクアウトセッションの合間などには、ぜひ展示エリアにもお運びください。
基調講演やセッションで取り上げられた当社の各ソリューション・サービスについての詳細内容のほか、デモ環境も用意していますので、プロアクティブセキュリティで何ができるのかを体感いただけます。また、当社のパートナー企業の展示では、具体的なサービス内容も確認することができます。
展示エリアでは、ドリンクなどのリフレッシュメントも用意しています。明日からの業務にお役立ていただけるような情報を収集したり、あるいは各組織の未来の方向性に思いを馳せたりしながらも、一息入れてはいかがでしょうか。
是非、会場でお会いしましょう!参加登録は、以下のバナーからも可能です。
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・2024 Risk to Resilience World Tour Japanを一気に振り返る(昨年の当カンファレンス全体のまとめ)
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