【Smart Car分野での取り組み事例】

パナソニック株式会社

コネクテッドカーに対するサイバー攻撃を検出および防御する
サイバーセキュリティソリューションを共同開発、
2020年以降のサービス実用化を視野

パナソニック株式会社

  • 業種:製造業
  • 地域:大阪府、日本
  • 製品・ソリューション:Trend Micro IoT Security

コネクテッドカーで想定されるリスク

  • ハッキングによりハンドルやブレーキシステムを制御されるリスク
  • 脆弱性を突いた遠隔操作の危険性

対策の方向性

  • 車両内部の対策に加え、クラウドから常に車両に対する監視を行い、新しい攻撃が発生していないかを分析し全車両の対策に活かす

共同開発の構成

  • パナソニックのCAN侵入検知・防御技術※1を監視ECU※2などに実装、自動車の走行を制御するECUへの不正コマンドを検知
  • トレンドマイクロのTrend Micro IoT Security※3をIVIに実装、インターネット経由の脆弱性を狙う攻撃パケットを検知
  • さらに双方が検知したログを収集し解析した情報をもとに、不審な通信を検知および防御
  1. CAN侵入検知・防御技術:ECU間通信に使用されるCAN(Control Area Network)上に不正なコマンドが流れていないかを監視し、不正と検知した際にはそのコマンドを無効コマンドとして処理する技術
  2. Electronic Cloud Unit: エンジンやステアリングなどのアクチュエータを制御するコンピュータ
  3. Trend Micro IoT Security: Linuxなどの汎用OSで動作し、外部とIP通信を行う組み込み機器を対象とするセキュリティソリューション

今回実施する共同開発の構成図

  • TREND MICROは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。本ドキュメントに記載されている社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。
  • 記載内容は2018年2月現在のものです。内容は予告なく変更になる場合がございます。