Ransom.Linux.KASSEIKA.A
2024年12月9日
プラットフォーム:
Linux
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:

マルウェアタイプ:
身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
感染報告の有無 :
はい
概要
感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
身代金要求文書のファイルを作成します。
詳細
ファイルサイズ 2,304,040 bytes
メモリ常駐 なし
発見日 2023年12月16日
ペイロード ファイルの暗号化
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
その他
マルウェアは、以下を実行します。
- It does not append an extension to the encrypted files.
マルウェアは、以下のパラメータを受け取ります。
- {File Name} → Encrypts the specified file
- {Directory Path} → Encrypts the specified directory
ランサムウェアの不正活動
マルウェアは、ファイル名に以下の文字列を含むファイルの暗号化はしません。
- RestoreFilesReadMe.txt
- config.fish
- .bashrc
- .zshrc
- .cshrc
- .tcshrc
- .kshrc
- .tcshrc
マルウェアは、ファイルパスに以下の文字列を含むファイルの暗号化はしません。
- bin
- boot
- dev
- etc
- lib
- lib32
- lib64
- libx32
- lost+found
- opt
- proc
- run
- sbin
- selinux
- snap
- srv
- sys
- tmp
- usr
- initrd.img
- vmlinuz
- cdrom
- kernel
- devices
- platform
- system
- vol
- rpool
- zvboot
マルウェアが作成する以下のファイルは、脅迫状です。
- RestoreFilesReadMe.txt
<補足>
その他
マルウェアは、暗号化したファイルに拡張子を付加しません。
マルウェアは、以下のパラメータを受け取ります。
- {ファイル名} → 指定されたファイルを暗号化する
- {ディレクトリパス} → 指定されたディレクトリを暗号化する
対応方法
対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 18.886.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2023年12月18日
VSAPI OPR パターンバージョン 18.887.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2023年12月19日
手順 1
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Ransom.Linux.KASSEIKA.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 2
暗号化されたファイルをバックアップから復元します。
ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください