解析者: Byron Jon Gelera   
 更新者 : Kiyoshi Obuchi

 別名:

Linux/HackTool.Shark.A potentially unsafe (ESET-NOD32); HackTool.Linux.Shark.a (Kaspersky); HackTool:Linux/Shark.A (Microsoft)

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    ハッキングツール

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
     

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

  詳細

ファイルサイズ 453,972 bytes
タイプ ELF
発見日 2011年12月19日
ペイロード ファイルの作成

侵入方法

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

インストール

プログラムは、以下のファイルを作成します。

  • {full path of malware}\bios.txt - contains the IP addresses of hosts that replied to the malware's SYN packet

プログラムは、以下のファイルを作成します。

  • {マルウェアの絶対パス}\bios.txt
    ※マルウェアのSYNパケットに応答したホストのIPアドレスが含まれる

その他

このプログラムはSYNスキャナです。 フル接続を確立することなくホストの通信ポートの状態を確認するために使用されます。

プログラムは、以下のパラメータを受け取ります。

  • ./{ファイル名} <ターゲットポート> [-a <a クラス> | -b <b クラス>] [-i <インターフェイス>] [-s <スピード>]
    • ターゲットポート:ポートの状態をテストするためにSYNパケットが送信されるポート
    • a クラス(オプション):スキャンされるクラスAネットワーク
    • b クラス(オプション):スキャンされるクラスBネットワーク
    • インターフェイス(オプション):SYNパケットが送信されるネットワークインターフェイス
    • スピード(オプション):SYNパケットが送信される速度
  • 注:a クラスとb クラスのパラメータが提供されない場合、SYNスキャナはランダムなIPアドレスにパケットを送信します。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
SSAPI パターンバージョン: 1.831.00
SSAPI パターンリリース日: 2017年4月27日

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HKTL_SHARK.GA」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください