Backdoor.Win64.COBEACON.F
HEUR:Trojan.Win64.CobaltStrike.gen (KASPERSKY)
Windows

マルウェアタイプ:
バックドア型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。
マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。
ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。
詳細
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
感染活動
マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。
ルートキット機能
マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。
情報漏えい
マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。
その他
マルウェアは、以下を実行します。
- It creates an outbound pipe named:
- \\.\pipe\MSSE-{Random Number}-server
- it connects to the following URL to download the main backdoor module:
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.15:62222/1wbS
ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。
マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。
<補足>
マルウェアは、以下の名前付きパイプ(アウトバウンド)を作成します。
- \\.\pipe\MSSE-{ランダムな数字}-server
マルウェアは、以下のURLに接続して、メインのバックドアモジュールをダウンロードします。
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.{BLOCKED}.15:62222/1wbS
ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。
対応方法
手順 1
トレンドマイクロの機械学習型検索は、マルウェアの存在を示す兆候が確認された時点で検出し、マルウェアが実行される前にブロックします。機械学習型検索が有効になっている場合、弊社のウイルス対策製品はこのマルウェアを以下の機械学習型検出名として検出します。
- TROJ.Win32.TRX.XXPE50FFF082
手順 2
Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.Win64.COBEACON.F」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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