TrojanSpy.Win64.COMBACKER.YABA-A
Trojan:Win64/Comebacker.A.gen!dha [generic] (MICROSOFT); Win64:MalwareX-gen [Trj] (AVAST)
Windows

マルウェアタイプ:
スパイウェア/情報窃取型
破壊活動の有無:
なし
暗号化:
なし
感染報告の有無 :
はい
概要
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 スパイウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
スパイウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。
詳細
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
スパイウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
インストール
スパイウェアは、以下の Mutex を作成し、メモリ上で自身の重複実行を避けます。
- lxUi5CZ0IV45j89Y
バックドア活動
スパイウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。
- https://www.{BLOCKED}c.it/shop_testbr/upload/upload.php
- https://{BLOCKED}lugin.io/upload/upload.asp
- https://{BLOCKED}xillium.org/image/download/download.asp
情報漏えい
スパイウェアは、以下の情報を収集します。
- Current date and time
その他
マルウェアは、以下のパラメータを受け取ります。
- lxUi5CZ0IV45j89Y 4901 → proceed with its routine
<補足>
侵入方法
スパイウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。
情報漏えい
スパイウェアは、以下の情報を収集します。
- 現在の日時
その他
マルウェアは、以下のパラメータを受け取ります。
- lxUi5CZ0IV45j89Y 4901 → 不正活動を開始する
対応方法
手順 1
Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
「TrojanSpy.Win64.COMBACKER.YABA-A」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。
- すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
- 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
セーフモードについては、こちらをご参照下さい。 - 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TrojanSpy.Win64.COMBACKER.YABA-A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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